謎に満ちた死の真相を追った『TAIJI-沢田泰司-』

ポスト

X、LOUDNESS、Cloud Nineなど、数々のバンドで活躍した稀代のベーシストTAIJI…沢田泰司の4回目の命日となる2015年7月17日、彼の婚約者だった赤塚友美氏の著書『TAIJI-沢田泰司-』が発売日を迎える。

◆TAIJI画像

巷間、サイパンの拘置所内での「首つり自殺」と伝えられているTAIJIの死因に関し、その死の真相には不透明な部分が多く、今もなお真実はまったく別の所にある可能性が否定できないことは、ほとんど知られていない。

不可解にも「首つり」痕のまったくなかった本人の遺体。その矛盾点について説明できない現地の病院。赤の他人の連絡先が記載された死亡事故報告書。拘置所内での自殺について「ありえない」と語った現地の捜査担当者。なぜ、TAIJIの死を巡る状況はこれほどまでに謎めいているのか?

著者はこれらの謎と4年にわたり向き合い、サイパンにも足を運びつつ調査を続け、TAIJIの死の背後に横たわる「行政と法の闇」を著書『TAIJI-沢田泰司-』に浮かび上がらせている。また本書には、2010年にTAIJIが18年ぶりに日産スタジアムでX JAPANと共演(2010年)した際のエピソードなどもまとめられており、彼の音楽界における足跡も改めて振り返ることができる。


『TAIJI-沢田泰司-』

2015年7月17日発売
1,400円+税
判型:四六判(天地188×左右128mm)
ISBN:978-4-8002-3598-5
著者名:赤塚友美
発行:宝島社
この記事をポスト

この記事の関連情報