【イベントレポート】Juice=Juice、初の海外公演が決定。「踏み出せた感じがありますね。嬉しいです!」

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Juice=Juiceが、1stアルバム『First Squeeze!』リリース日となった7月15日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて発売記念イベントを開催。イベント中には、かねてからメンバーが口にするなど念願ともいえる初の海外公演決定の発表も行なわれた。

◆Juice=Juice 1stアルバム『First Squeeze!』リリースイベント 画像

初回生産限定盤は、これまで彼女たちがリリースしてきた『シングル曲集』と『新曲集(「The Brand-New Juice」)』、さらには『映像集(Blu-ray / DVD)』を同梱。通常盤に至っては、『シングル曲集』と『新曲集』に加えて『カバー曲集(「The Cover Juice」)』までも収録するというフレッシュ、ジューシー、かつボリューミーな1stアルバム。イベントは「The Brand-New Juice」に収録された新曲を中心に披露された。

「ラクーアガーデンステージにお越しのみなさん、こんばんは。We are Juice=Juice!」

リーダー・宮崎由加の第一声に声をそろえる5人。青空の下、野外のステージというシチュエーションで響きわたる宮崎の声だけを聞いていると、まるで野球場かどこかにきてしまったのかと錯覚してしまいそうになる。もっとも、その直後に宮崎は「本日は、Juice=Juiceの1stアルバム『First Squeeze!』の発売記念イベントにお越しいただき“ましーて”、ありがとうございます!」と、なぜか不自然に語尾を伸ばしてしまい、集まった1000人のファンから軽く笑いが起こる。

ここで、さっそく発表が行なわれることになる。「私たちJuice=Juiceから、みなさんにご報告があります。」と、サブリーダーの金澤朋子が切りだすと、期待感の高まりにざわつく観客。そして、

「なんと、Juice=Juice初の海外公演が決定しました!」

その発表があった瞬間、観客は一気に湧き上がる。一方でメンバーも「嬉しい!嬉しい!」と口にしたり(高木紗友希)、ぴょんぴょん小さく飛び跳ねたり(宮本佳林)、腕を天高く伸ばしたり(植村あかり)、その場でくるっと回ったり(宮崎由加)と、思い思いの表現方法で喜びを爆発させる。

高木紗友希はこの決定に、「いやー、もう朋子が言ったように、嬉しい嬉しい。なんか、なんですかね、やっぱりJuice=Juiceずっと海外で活躍できるアイドルになりたいなって言ってたので、踏み出せた感じがありますね。嬉しいです!」と、喜びのコメント。さらに、金澤が「うえむーはどうですか?」と、植村あかりに話を振る。きっと振られるとは思っていなかったのであろう植村は、ちょっと苦笑いをしながら、「うえむー……もねえ、嬉しい。ほんとに、すごい嬉しい。みんな嬉しいと思うけど、私もすごい嬉しい。ほんとに嬉しい。」と、嬉しいを並べて笑顔を見せた。

なお、Juice=Juiceの海外公演は、「2016年秋までに全国で220公演を行なう」という宣言によってスタートさせたライブツアー<Juice=Juice LIVE MISSION 220 ~Code1→Begin to Run~>の一環として実施。10月3日が台北公演、翌10月4日が香港公演となる。

イベントの後半には、新曲の中でも早くもファン人気の高い「愛・愛・傘」(中島卓偉 提供)に、通常盤にのみ同梱される「The Cover Juice」収録の「スクランブル」(オリジナルは後藤真希)をパフォーマンス。この曲におけるごっちんの歌唱でもっとも特徴的ともいえる<いつもの交差点>の“ん”に“う”の音を混ぜる発声も、金澤朋子が見事に再現し、植村あかりがエモーショナルにフェイクを披露するなど、最高気温33度の暑さにも負けない、大いに盛り上がったリリースイベントとなった。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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