元クイーンズライクのジェフ・テイト、ニュー・プロジェクト始動

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元クイーンズライクのジェフ・テイトによるニュー・プロジェクト、オペレーション:マインドクライムによるデビュー作『ザ・キー』が、9月2日に日本先行発売となる。クイーンズライクの名盤『オペレーション:マインドクライム』をバンド名に掲げた、ブログレッシヴ・メタルナンバーからメロディックなメタル・チューンをジェフの深みのあるヴォーカルで聴かせる待望の新作だ。

◆オペレーション:マインドクライム画像


本作はクイーンズライクの代表作『オペレーション:マインドクライム』収録曲のような楽曲から、ジェフのソロ・アルバム『キングス&シーヴス』(2012年)やクイーンズライクの『フリークエンシー・アンノウン』でのモダンなフィーリングの楽曲、さらにはチャレンジングなナンバーなど幅広い楽曲が収録されており、各曲にはストーリーが設けられているという。そのストーリーをジェフのエモーショナルなヴォーカルで歌い上げるという、メロディアスで劇的な作品だ。

注目すべきポイントは、その参加ミュージシャンの多彩さだ。メガデスのデイヴ・エレフソン(B)、ディスターブドのジョン・モイヤー(B)、リンチ・モブやホワイトスネイクにも在籍していたブライアン・ティッシー(Dr)、キャンドルボックスのスコット・メルカド(Dr)、ジェフ率いる第二のクイーンズライクのメンバーだった元AC/DCのサイモン・ライト(Dr)、ケリー・グレイ(G)、ランディ・ゲイン(Key)の3人、さらにジェフのソロ・アルバムに参加していたスコット・モートン(G)、ザ・ヴードゥーズのマーク・ダリー(Vo)と、ビッグネームから互いによく知り尽くした気心のしれたメンバーまで、ジェフのヴォーカルを最大限に生かすラインナップが揃っている。

クイーンズライクの活動からジェフ・テイトがここに辿り着くまでに紆余曲折があったが、名盤『オペレーション:マインドクライム』を新たな自身の冠として掲げた覚悟は並々ならぬものだろう。決して後ろを振り返ることなく新たなステージへ向けたジェフ・テイトのチャレンジに注目を。


【メンバー】
ジェフ・テイト[元クイーンズライク](ヴォーカル/キーボード/サックス)
デイヴ・エレフソン[メガデス](ベース)
ジョン・モイヤー[ディスターブド](ベース)
ブライアン・ティッシー[リンチ・モブ/元ホワイトスネイク](ドラムス)
サイモン・ライト[元AC/DC](ドラムス)
スコット・メルカド[キャンドル・ボックス](ドラムス)
マーク・ダリー[ザ・ヴードゥーズ](ヴォーカル)
ケリー・グレイ(ギター/ヴォーカル)
スコット・モートン(ギター/ヴォーカル)
ランディ・ゲイン(キーボード)

『ザ・キー』オペレーション:マインドクライム

2015年9月2日発売
2,500円+税
1.チョイセズ
2.バーン
3.リ-インヴェンティング・ザ・フューチャー
4.レディー・トゥ・フライ
5.ディスカッションズ・イン・ア・スモーク・フィルド・ルーム
6.ライフ・オア・デス?
7.ザ・ストレンジャー
8.ヒアリング・ヴォイス
9.オン・キュー
10.アン・アンブッシュ・オブ・サッドネス
11.キッキング・イン・ザ・ドア
12.ザ・フォール

◆マインドクライム『ザ・キー』オフィシャルサイト
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