U2、急死したツアーマネージャーを追悼

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ボノがU2のツアーマネージャーを務めていたデニス・シーハン氏(68)の急逝を受け、追悼の意を表した。

◆U2画像

ボノをはじめとするジ・エッジ、ラリー・マレン、アダム・クレイトンのU2メンバーは、長年の友人であり仕事仲間であったデニス氏がU2のザ・フォーラムでの5公演のうち初演を終えたばかりだった27日(水)に、ロサンゼルスのサンセット・マーキス・ホテルの一室で心停止となり死に至ったことに、未だ動揺を隠せないようだ。

U2の公式ウェブサイトでボノは「俺らは家族の一員を失った。まだ受け入れている途中だよ。音楽ビジネスで彼はただ伝説的存在というだけでなく、俺らのバンドにとって伝説だったんだ。かけがえのない人だったよ」と思いを綴った。

デニス氏はパティ・スミスやレッド・ツェッペリンとのツアーを担当した後、30年以上もU2と共に苦楽を共にしてきた。27日朝方にデニス氏が心停止となり救急隊員が駆けつけたものの、その場で死亡が確認されたと地元のABC7が伝えている。

過去何年にもわたってU2とデニス氏と密に仕事上で関わってきたライブ・ネーションのグローバルツアー部門の責任者アーサー・フォーゲル氏は、「深い悲しみと共に、我々はU2の長年のツアーマネージャーであり我々全員にとっての友人であったデニス・シーハンが昨夜死去したことをお知らせします。ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます」と声明を出している。

U2が2015年で訃報を受けたのは今回が3度目となり、2月には長年精神的な支えとなっていたパスター・ジャック・ヒースリップが、ドラムのラリーの父親が5月バンクーバーで亡くなっていた。
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