レインボーの初代ベーシスト、クレイグ・グルーバー、死去

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エルフのメンバーでレインボーの初代ベーシストだったクレイグ・グルーバーが火曜日(5月5日)、亡くなった。前立腺がんを患っていたという。63歳だった。

グルーバーは1973年、ロニー・ジェイムス・ディオがベースを置きヴォーカルに専念することになったエルフへ加入。続いて、リッチー・ブラックモアの新プロジェクトにエルフが吸収される形で、レインボー(当時はリッチー・ブラックモアズ・レインボー名義)のデビュー・アルバム『Ritchie Blackmore’s Rainbow』(1975年)でベースをプレイした。

アルバム・リリース後、ディオを除くエルフのメンバー全員が解雇され、グルーバーはゲイリー・ムーアのツアーに参加したり、エルフ/レインボーのドラマーだったゲイリー・ドリスコールとバンドBible Blackを結成し2枚のアルバムを発表した。

また、1979年にディオがブラック・サバスに加入し、ギーザー・バトラー(B)が数か月バンドを離れた際、グルーバーはディオに誘われ、短期間ではあるがブラック・サバスのレコーディング・セッションに参加したという。

近年は、Raven LordやZvekanのメンバーとして活動していた。

合掌。

Ako Suzuki
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