【イベントレポート】鞘師里保、“ぼっち疑惑”を語る。「ち、ち、違うんです。違うんです。」

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モーニング娘。'15のエース・鞘師里保が通算4冊目となる写真集『十六歳』を発売。これを記念した握手会が、3月30日に福家書店 新宿サブナード店にて開催された。

◆鞘師里保 写真集『十六歳』発売記念握手会 画像

「少しずつ少しずつ大人になっていく私をいっぱい撮ってもらいました。」という今回の写真集では、真夏の余韻が残る沖縄と雪深い信州上田と、2カ所でロケを実施。撮影時の沖縄では、初めて「ジーマミー豆腐」を食べたそうで「元々豆腐は好きなんですけど、初めて食べさせてもらってハマって。近くのスーパーにも売ってて。沖縄のが一番美味しいんですけど、その味が忘れられずによく買いに行きます。」と嬉しそうに話した。

報道陣から笑いが起きたのは、「写真集をメンバーにも見せた?」という質問でのこと。「見せました!」と、これまた嬉しそうな表情を浮かべた鞘師。メンバーからの反応を訊かれると、「私から見せたというより、メンバーが「見たい! 見たい!」ってすごい言ってくれて。中を見る時も「可愛い!」って言ってくれたんです。普段、私、ぼっちキャラというか、メンバーと一緒の輪に入っているようなタイプの人間じゃないんですけど、メンバーから私のほうに寄ってきてくれて。それがすごい嬉しかったです。」と、話す。すると今度は「ぼっちキャラなんですか?」と、ファンの間でにわかに囁かれている疑惑について、実にストレートな質問が飛んでくる。これに鞘師は、「ぼっちキャラっていうか、あの、どっちかといえば、ハブられて…(報道陣から笑いが起こる)…ち、ち、違うんです。違うんです。(ハブられてるん)じゃなくて、自分が輪に入らないタイプなんですよ。えへへ。ひとりで淡々と何かをするタイプなんです。たまに入りたい時もあるんですよね。そういう時は後ろから覗いてみたりします。」と、決して避けられているわけではなく、ひとりで行動したい性格だと慌てながら弁明した。

そんな今回の写真集において、鞘師のお気に入りの写真は見開きのポニーテールの写真。その理由を訊かれると「(明石家)さんまさんに、「写真集発売するんです」って見せた時に、「お前、こういう表情もできるんだな」ってこのページを見ながら言ってくれたんですよ。それがすごい嬉しくて。」と、『MBSヤングタウン土曜日』内でのエピソードとともに披露した。

4月15日にはモーニング娘。'15としてシングル「青春小僧が泣いている/夕暮れは雨上がり/イマココカラ」をリリース。さらに現在<モーニング娘。'15コンサートツアー春 ~ GRADATION ~>を敢行中。8代目リーダー道重さゆみ卒業後、新生モーニング娘。は未来への歩みを進めている。一方、卒業後、まったく世間に姿を見せないのが道重。そこで鞘師に道重について訊ねてみると、「連絡とってますよ! みんなでとってます。」と、ニコリ。ツアーの初日に道重からメールがきたことや、普段の他愛もない会話などをメールしていることを明かした。

また、叔父が鞘師智也元外野手でもある鞘師は、「カープ女子」という言葉が生まれる前から「カープ女子」。期待の選手を訊かれると、「もちろん黒田(博樹)投手も注目しているんですけど、私の叔父さんが元々33番をつけていたんですよ。今、その33番をつけてる菊池(涼介)選手にも頑張ってほしいなって思います。」と、2015年広島カープ優勝に向けて熱弁を振るっていた。

「私の16歳でしか見れない、私の表情がたくさん詰まっていると思います。たくさんの方に見ていただきたいなと思います。そしてモーニング娘。'15としては、新体制の13人での活動が本格化して、4月15日には新曲も発売します。12期メンバーが入って初めてのシングルなんですけど、メンバー全員力を合わせて、攻めて行きたいなと思いますので、コンサートにもぜひ遊びに来てください。」── 鞘師里保

なお、鞘師里保の大人な表情も子供っぽいところを見ることができるのが、写真集『十六歳』。「自分が大人になったなと思うのはどんな時?」という質問への回答を最後に紹介しておこう。

「東京都内のオシャレなカフェ巡りをし始めた時に、そういう趣味になってきたんだなとか思って、大人になってきたんだなって思います。(カフェ巡りは)ひとりでします。」

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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