ビースティ・ボーイズ『License To Ill』、1,000万枚セールス突破

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ビースティ・ボーイズが1986年にリリースしたデビュー・アルバム『License To Ill』の全米でのセールスが1,000万枚を超え、今週、RIAA(アメリカレコード協会)から最上位のダイアモンド・ディスクに認定された。

◆ビースティ・ボーイズ『License To Ill』画像

ヒップホップのアルバムでこの快挙を成し遂げたのは、ほかにM.C.ハマーの『Please Hammer, Don’t Hurt ‘Em』(1990年)、2パックの『All Eyez On Me』(1996年)、ノトーリアス・B.I.G.の「Life After Death」(1997年)、エミネムの『The Marshall Mathers LP』(2000年)と『The Eminem Show』(2002年)、アウトキャストの『Speakerboxxx/ The Love Below』(2003年)がある。80年代に発表されたものは、ビースティ・ボーイズのアルバムのみとなる。

当時異色の白人ラッパーだったビースティ・ボーイズと鬼才リック・ルービンが共同プロデュース、ヒップホップ・アルバムとして初めてビルボード・チャートの1位に輝いた『License To Ill』からは、シングル「(You Gotta) Fight For Your Right (To Party!)」「No Sleep Till Brooklyn」「Paul Revere」がヒットし、世界中に彼らの名を知らしめた。

Ako Suzuki
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