ニュー・ロマンティックの旗手、スティーヴ・ストレンジ、死去

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木曜日(2月12日)、ニュー・ロマンティックを代表するバンドの1つ、ヴィサージのフロントマンだったスティーヴ・ストレンジが心臓発作のため亡くなった。エジプトの病院で息を引き取ったという。まだ55歳だった。

◆スティーヴ・ストレンジ画像

ヴィサージのバンド・メイトだったミッジ・ユーロやラスティ・イーガンをはじめ、当時活動を共にしていた多くのミュージシャンから追悼の言葉が寄せられている。デュラン・デュランのサイモン・ル・ボンは「とても悲しいことに、僕らの友人スティーヴ・ストレンジが今日、エジプトで亡くなったことを知らせなくてはならない。彼はニュー・ロマンティックの最先端を行く人だった。神のご加護を」とツィート。

ビリー・アイドルは「俺の友人スティーヴ・ストレンジが亡くなったと聞き、本当に悲しい。RIP mate」と、ボーイ・ジョージは「僕の友人スティーヴ・ストレンジが亡くなり、心が張り裂ける。ものすごく悲しい。僕の人生で大きな存在だった」、スパンダー・バレエのマーティン・ケンプ(B)は「RIP スティーヴ・ストレンジ。僕の大事な友人にさようなら。寂しくなる!」との言葉を寄せた。

スティーヴ・ストレンジは1978年、ミッジ・ユーロ、ラスティ・イーガンとヴィサージを結成。3枚のアルバムをリリースし、「Fade To Grey」「The Damned Don’t Cry」などのヒット曲が誕生した。

最近は、ニュー・ロマンティックのファッションについての本を作っていたそうだが、暮れから健康状態が思わしくなかったという。それでも、彼のエージェントは「命を脅かすものではなかった」と、突然の死に「家族や友人は大変ショックを受けている」と話した。

合掌。



Ako Suzuki
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