西田エリ「灰色のカラス」、ついにシングル&映画化
ラジオから誕生、ネットでの口コミで大きな話題を呼び、音楽~童話作品へのスピンオフなど表現の幅を拡げてきた西田エリ「灰色のカラス」が、ついにシングルとして発売となる。あわせて、自身の原案・主演による映画『灰色のカラス』も3月に同時公開となる。映画『灰色のカラス』は、小林歌穂(私立恵比寿中学)映画初出演作としても話題必至の作品だ。
◆西田エリ画像
2010年ラジオオンエアにより話題となった楽曲「灰色のカラス」は、シンガーソングライター西田エリによる楽曲だ。その意味深な歌詞と繰り返される中毒性の高いメロディは口コミを中心にじわじわと拡がり続け、有線放送やFM各局のオンエアを通じて全国に広がっていった。謎めいた歌詞の検証がTwitterやブログなどで度々繰り返される中、2012年に西田エリ自身の作(絵・文)による絵本「灰色のからす」が出版され、いじめや苦難、悩みといったシリアスなテーマを持ちつつ童話として昇華させたその世界観が再び大きな話題を呼ぶこととなった。
そして2015年、楽曲のアレンジも新たにリレコーディングされた「灰色のカラス」と、その英語バージョン「a gray crow」を収録のシングルが発売されると同時に、西田エリ自身の原案・主演による劇場公開映画『灰色のカラス』が公開される。音楽~童話と表現の形態を変えながら訴え続けてきた白い鳩の群れにも黒い烏の群れにも入れない「灰色のカラス」の苦悩が、今度はスクリーンで表現されるわけだ。映画初出演を果たす私立恵比寿中学の小林歌穂にとってこの作品はラブシーンにも挑戦した意欲作となっている。
西田エリ「灰色のカラス」
QWCB-10032
1.a gray crow
2.灰色のカラス(シングルバージョン)
3.ヒカリ
4.a gray crow(off vocal)
5.灰色のカラス(off vocal)(シングルバージョン)
6.ヒカリ(off vocal)
【ラジオ】まほろばステーション『西田エリの灰色のカラスは最高さ』
全国コミュニティFM58局ネット
映画『灰色のカラス』
夏の登山で遭難したガールキャンプクラブ一行は、一人の青年と出会う。「彼」の存在はいつしか、彼女たちの心のすき間に入り込み、やがて大きな変化をもたらしていく。この物語は、男性恐怖症、PTSD、鬱、境界例、パニック障害…、現代に溢れる様々な病理の中で、生き方を見失った多くの人たちに、あらゆる束縛から心を解放し、自分らしく生きることを呼びかけている。ガールズムービーの傑作ともいえる『ピクニックatハンギングロック』(75)、『ヴァージン・スーサイズ』(99)と並ぶ、出色のガールズムービー。
女優でシンガーソングライターの西田エリが、自身の絵本を原案に初主演。共演に、ももいろクローバーZの妹分「私立恵比寿中学」の小林歌穂が、映画初出演にして期待の新星・中山龍也とのラブシーンにも挑戦。安保彩世ら時代を担う少女たちと、仁科貴、内田春菊ら個性派俳優が脇を固める。09年文化庁が支援する「若手映画作家育成プロジェクト」で『ホールイン・ワンダーランド』を監督した清水艶が、少女と大人の狭間で揺れ動くヒロインと、多感な少女たちの心情を繊細に描く、青春アメージング・サスペンス・ロマンが誕生。
CAST:西田エリ / 中山龍也 / 小林歌穂(私立恵比寿中学) / 安保彩世 / うらん / 市川月奈 / 齋藤美咲 / 仁科 貴 / 内田春菊
監督・脚本:清水艶(しみず・なお)
テーマソング:「a gray crow」西田エリ
企画絵本:「灰色のからす」オークラ出版・作/西田エリ
企画製作:テトラカンパニー ベストワンプロ アースダイバー
3月21日(土)より ヒューマントラストシネマ渋谷ほか 全国順次ロードショー
◆映画『灰色のカラス』オフィシャルサイト
◆西田エリ・オフィシャルサイト