シャロン・オズボーン、U2の態度に自己嫌悪
オジー・オズボーンの奥方シャロンは、U2が最新作『Songs Of Innocence』を無料配信したことで彼らを手厳しく非難したが、その数日後、U2のメンバーに会い、自身の言動を反省したという。
◆オジー・オズボーン画像
シャロンの批判には賛同者も多かったが、月曜日(1月12日)、CBSのトーク・ショウ『The Talk』に出演したシャロンはその後の逸話を明かし、自己嫌悪に陥ったと話した。「私、たくさんの人の悪口言うことで知られてるでしょ。ものすごい数よ。その中で恥ずかしかったのは…この番組でのことよ…、U2がAppleでアルバムを無料配信したのを批判したでしょ。あれは個人的ではなく、ビジネスでのことよ。ビジネスの面で私がどう感じたかってこと。でも、私の言葉には棘があった」
「その2週間後、オジーが賞を受け取るんでMTVアワーズへ出席したの。私たちがステージに向かって歩いていると、ステージの下がトンネルみたいになってて、すごく狭い道なんだけど、反対側からU2の4人が現れたのよ。“あ、やばい。来たわ、私のこと非難するに違いない”って思った。(でも)彼らはすごくナイスだった。私にハグしてキスしたの。オジーにもハグしてたわ。それで、オジーの出番が終わって楽屋へ戻ったら、彼ら全員の署名が入った手紙が残されてた。なんて粋なの!」
「自己嫌悪よ。彼らに“あれは個人的じゃないの。ビジネスよ。あなた達を傷つけようと思ったんじゃない。あなた達はみんな、いい人よ。でも、あれじゃあビジネスは終わっちゃう”って説明しようとしたんだけど、難しかった」
シャロンは9月、「U2、あなた達はもうミュージシャンじゃなく大物実業家よ。あなた達が、あのさえない音楽を無料で配らなきゃならなかったのは不思議じゃないわ。だって、誰も買いたいと思わないもの」「無料のものなんてない。いくら稼いだの? 追伸、ついでながら、あなた達って中年の政治グルーピーの集まりに過ぎないわね」「ジミー・アイオヴィン、iTunes、U2、あなた達は誇大妄想狂の集団よ、FUCK YOU!」「これは、わたしのプライベート空間侵略よ。わたしのエンターテイメント空間の…」「…恥を知りなさい。自分らの音楽を売らなきゃいけない前途有望なアーティスト達はどうなるの?」などと、2日間に渡りU2を攻撃するツィートを残していた。
Ako Suzuki
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