原宿の新名物、MOSHI MOSHI BOXがお披露目

ポスト

原宿観光案内所を併設した施設『MOSHI MOSHI BOX』の12月25日(木)オープンに先立ち、12月24日(水)原宿観光案内所開所式及び内覧会が開催された。

◆施設『MOSHI MOSHI BOX』画像

内覧会では、渋谷区観光協会が原宿にある商店会などと連携した形で運営される原宿唯一となる観光案内所や、もしもしにっぽんがプロデュースするオリジナルのお土産ショップ、原宿名物のクレープショップ、その他外国人・日本人問わず観光客をサポートする便利な機能がお披露目された。

『MOSHI MOSHI BOX』のシンボリックなモニュメント「世界時計」も同時にお披露目となり、早速街行く人々の目を楽しませていた。原宿カワイイ文化を牽引するアートディレクター・増田セバスチャンが制作したものだ。







開所式コメント

・主催 渋谷区観光協会 理事長 松井裕
「渋谷区観光協会は渋谷区全域をカバーする観光協会で、かねてより渋谷以外にも原宿、あるいは代官山、その他の地域にも観光案内所を設けたいと考えておりました。今回はアソビシステム株式会社のご協力を得まして、原宿に観光案内所を設立する運びとなりました。地域の皆様方など、そこにいらっしゃる方皆さんと共同になって、原宿観光案内所を「みんなに親しまれる。喜ばれる。そこに行けばなにか新しい情報を得られる」といった位置付けの施設にしていきたいと思っています。特に原宿という街は、通り通りで個性の違う、個性豊かな街でございます。色んな顔をし、日々変化していく原宿。そういった原宿の街を、MOSHI MOSHI BOXを含めた原宿観光案内所を起点に、全世界に情報を発信していければと思っております。」

・主催 アソビシステム株式会社 代表取締役社長 中川悠介
「弊社は創業以来「原宿」という街をキーワードに、ファッションと音楽を通して、原宿という場所を世界に向けて発信していこうと頑張ってきました。そういった中で、昨年、今年と、弊社所属である”きゃりーぱみゅぱみゅ”のワールドツアーを経験しました。その中で僕らが感じたことは、原宿という街をすごく好きで、憧れをもっている若者が世界中にたくさんいる、ということです。ここ最近、原宿に大勢の外国人の方が集まってきていて、街を歩いていても道を尋ねられたり、「Wi-Fiどうやったら使えますか?」と尋ねられたり、様々なことを聞かれるようになりました。そういった外国人の方に対して、もっと居心地のよい町づくりをしていきながら、原宿をもっと知ってもらえたら良いな、と考えておりました。そんな中で今回、皆様と一緒に観光案内所というものを作れたことを本当に嬉しく思っています。(オリンピックのある)2020年に向けて、さらに2020年を超えて僕たちの孫の世代まで、この原宿という街が、世界中の若者の憧れの場所であるように、ますますこの街が盛り上がって行けるように、微力ながら僕たちも頑張っていけたらと思っております。」

・主催 原宿神宮前商店会 会長 八木原保
「原宿には、(外国人観光客への売り上げが)売り上げの30%くらいを占めるくらい、大きなウェイトを占めているお店がたくさんあります。原宿観光案内所設立のこの機会に、さらに色んな人が原宿にお越し頂けるようになればと思っています。原宿は今、竹下通りの「原宿カワイイ」、明治通りのファストファッション、表参道のスーパーブランド、裏原宿のストリートファションに大きく分けられます。2キロ位のこの狭い間で、これだけ多様な文化がミックスして、大きなエネルギーを発しています。世界中から「新ブランドを出すとしたら原宿に出したい」という声が多い中で、原宿は世界中から注目されている場所になりつつあると思っています。原宿の周りには明治神宮があって、東郷神社があって、代々木公園があります。ここは日本の文化と和とファッションがミックスした、すばらしいエリアだと思っています。原宿の観光案内所をきっかけとして、お越し頂いた方に“おもてなし”をどうできるのかを考え、これからオリンピックを迎えられたらと思っています。」

・来賓 渋谷区 区長 桑原敏武
「外国人旅行者が多数訪れる原宿の要の場所に今回、観光案内所ができたと思っています。今まで、渋谷区の情報発信力が大変弱いために、色んな外国の観光客に不便をかけてきたと思っています。そしてそれが人を多く集められない原因となってきたと思っています。渋谷区がこれからエンターテインメントシティとして発展していく場合に、やはり情報発信力というのは大きな力になるはずです。今回の観光案内所の開設により、外国人に対する利便性が向上し、多くの人に原宿に来て頂けるようになると思います。」

・増田セバスチャン
「今回、原宿観光案内所の顔となるモニュメント「世界時計」を制作しました。この「世界時計」は、僕がイメージする原宿を、上空から俯瞰で見たような世界観で構築しました。原宿は、色々な外国の方や色々な若い世代の方が集まって、色々なものをミックスしながら一つのオリジナルを作る、そんな場だと思っています。「世界時計」は、「原宿がどんどん発展していく、そして、色々な国を超えて色々な方々が集まって、色々なものを作っていく、そしてオリジナルを作っていく。」、そんな思いを込めて作りました。この時計を目当てに世界中の方が集まってきて頂いて、写真などを撮ってもらえるとアーティストとしてすごく嬉しいなと思います。原宿観光案内所はここからスタートだと思っていますので、ここからどんどん発展して、2020年の東京オリンピックでは、開会式のお膝元の原宿ですので、ここが中心となって世界にPR、アピールできればと思っております。」

■内覧会でお披露目された『MOSHI MOSHI BOX』サービス内容


・INFORMATION(案内所・人)
渋谷区観光協会が、観光名所や商業施設の案内など、原宿を訪れた全ての観光客へサービスを提供。英語に対応するカウンタースタッフが常駐しています。

・MAP(地図)
渋谷区観光協会公式の観光MAPを配布。原宿はもちろんのこと、渋谷、代官山、恵比寿などを網羅しています。その他にも旬なフライヤーやイベント情報もご用意しています。

・FREE Wi-Fi(フリーワイファイ)
KDDI社が訪日外国人を対象に無償でWi-Fiサービスを提供。専用のアプリをダウンロードする事で接続可能となり、アプリには地域のショップ等と連携した街案内の機能も搭載されています。

・FREE PC & POWER(フリーPCと電源)
観光客が無料で利用できるパソコンを設置。さらにスマートフォンも充電できる電源やケーブルを完備しています。

・EXCHANGE(外貨両替)
トラベレックス社提供の外貨自動両替機を完備。取扱通貨7通貨(米ドル、ユーロ、イギリスポンド、中国元、韓国ウォン、オーストラリアドル、台湾ドル)を日本円に両替可能です。

・OMIYAGE SHOP(おみやげ屋)
もしもしにっぽんがプロデュースする日本ならではのお土産や、カワイイカルチャーの聖地・原宿ならではのアイテムも取り揃えています。また路面には、クレープにキャラクターを登場させて提供する「キャラクレ!」も併設しています。

・SHIPPING(荷物発送)
海外配送サービスの出張カウンターを常設。買い物客の荷物をスムーズに海外発送出来る窓口として運営しています。

・PHOTO(写真プリント)
富士フイルム社提供の「セルフプリントシステム プリンチャオEx」を常設。簡単な操作でスマートフォン、デジタルカメラからその場ですぐに写真プリントができます。

■今後提供予定のサービス内容


・TRAVEL(旅行代理店・移動宿泊手配)
移動宿泊の手配など旅行客へ向けたサービスを提供予定。国内外と連携したオリジナルのツアーサービスも展開予定です。

・MOSHI MOSHI GALLERY(イベントスペース)
施設2Fでは、一定期間、旅行客へ向けた様々な催事を開催予定。習字やお茶などの様々な日本文化を体験できるワークショップや、餅つき、節分など季節毎のイベントを実施していきます。

・DAY TRIP TOUR(ガイドツアー)
原宿の街を活用したガイドツアーを提供予定。ゴスロリ体験ツアーや、原宿の人気SHOPから隠れスポットまで、原宿に精通するファッショニスタがご案内します。

・SPECIAL CAMPAIGN(キャンペーン)
施設、SNSを活用し、定期的にキャンペーンを実施。キャンペーン期間内にMOSHI MOSHI BOXでパスポートを提示するとお得なサービスが受けられます。

もしもしにっぽん「MOSHI MOSHI BOX」
東京都渋谷区神宮前3丁目23-5 Ts ONE ビル
2014年12月25日開業
10時~18時
運営:もしもしにっぽんプロジェクト実行委員会

◆もしもしにっぽんプロジェクト・オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報