八代亜紀、「残酷な天使のテーゼ」を歌う。「若者にも聞かせたい」

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演歌歌手によるJ-POPカバーシリーズ『エンカのチカラ』の最新作が、11月19日に2枚同時リリースされる。この程、『エンカのチカラ プレミアム《赤盤》』に収録される八代亜紀「残酷な天使のテーゼ」カバー&コメント動画がYouTubeにて公開された。

◆八代亜紀 「残酷な天使のテーゼ」動画

『エンカのチカラ プレミアム《青盤》』には、都はるみによる「タッチ」カバーや、細川たかしが歌唱した「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」など全11曲を収録。『エンカのチカラ プレミアム《赤盤》』には、八代亜紀による「残酷な天使のテーゼ」カバー、多岐川舞子による「ロビンソン」カバーなど、全11曲が収められる。

今作について、アルバムに参加したアーティストから下記のようにコメントが寄せられている。

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「『残酷な天使のテーゼ』は昨年、CM(任天堂・Wii Uカラオケ)の撮影で1コーラスだけ歌いました。そのときの評判がすごく良くて、CD化されないの? という声がとても多かったので、『エンカのチカラ』の企画を聞いたとき、この曲に挑戦しようと思いました。歌謡曲に近いメロディーなので覚えやすかったです。ただスタッフから唸ってほしいというリクエストがあったので、八代亜紀らしく、演歌特有の唸りや巻き舌も入れました。『エンカのチカラ』という企画で、歌はジャンル関係ないぞっていうところを若者にも聞かせたいし、逆にこのアルバムをきっかけに、演歌に興味を持っていただきたいですね。」――八代亜紀

「『ジュリアに傷心』は飲みに行ってカラオケでよく歌ってますが、正式にきちんと歌うのは初めてです。これ以上上手に歌ったらまずいな、というほどの出来栄えです(笑)。「浪花節だよ人生は」を歌っていた当時、チェッカースとはテレビの歌番組でよく一緒になりました。そのときのことを思い出して懐かしい気持ちになりました。コロムビアの歌い手がそれぞれの個性や味を出して、普段は聴けないような歌を歌っているというのはとても面白いと思うのでぜひ聴いてください。」――細川たかし

「『One Night Carnival』は昔ダンス付きで覚えた程好きな曲でした! その曲をまさか、自分の声でレコーディングしてCD発売にまでなるとは、夢にも思っていませんでした。氣志團さんのイメージで歌いたくて、気合が入ってテンション上がるんじゃないかなと思って、このような学ランの衣装を着ました。リーゼントのカツラが気に入っています(笑)。デビューして22年経ちますが、コスプレでレコーディングしたのは初めてです! “女心の切なさを歌う西尾夕紀”のイメージが強いと思いますが、この曲はセリフもありますし、声の出し方も変えたので、これまでにない“西尾夕紀”を出せたと思います。次はGReeeeNとかB'zとか、男性アーティストの元気な、弾けるような歌に挑戦してみたいですね。」――西尾夕紀

「昔、田舎でロックバンドをやっていた時代に何回もカバーをしていた歌で、とっても思い入れがある1曲です。コブシやビブラートを駆使する演歌とは全く異なり、普段使わない高い声音を使ったりして新鮮な気持ちでレコーディングできました。僕は北海道出身ですので、次回は同じ北海道出身の松山千春さんや安全地帯、GLAYとかの曲に挑戦してみたいです。」――走裕介

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『エンカのチカラ プレミアム《青盤》』

COCP-38860 ¥2,500+税
1.都はるみ「タッチ」
ORIGINAL:岩崎良美(1985年)
2.細川たかし「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」
ORIGINAL:チェッカーズ(1984年)
3.ザ・ローズ「年下の男の子」
ORIGINAL:キャンディーズ(1975年)
4.若山かずさ「木綿のハンカチーフ」
ORIGINAL:太田裕美(1975年)
5.冠二郎「旅の宿」
ORIGINAL:よしだたくろう(1972年)
6.大石まどか「PRIDE」
ORIGINAL:今井美樹(1996年)
7.走裕介「I LOVE YOU」
ORIGINAL:尾崎豊(1991年)
8.八代亜紀「for you・・・」
ORIGINAL:橋真梨子(1982年)
9.舟木一夫「ジョニーの子守唄」
ORIGINAL:アリス(1978年)
10.島倉千代子「少年時代」
ORIGINAL:井上陽水(1990年)
11.美空ひばり「恋人よ」
ORIGINAL:五輪真弓(1980年)
※1~7:新録音

『エンカのチカラ プレミアム《赤盤》』

COCP-38861 ¥2,500+税
1.八代亜紀「残酷な天使のテーゼ」
ORIGINAL:高橋洋子(1995年)
2.渥美二郎「リバーサイドホテル」
ORIGINAL:井上陽水(1982年)
3.内田あかり「六本木心中」
ORIGINAL:アン・ルイス(1984年)
4.多岐川舞子「ロビンソン」
ORIGINAL:スピッツ(1995年)
5.西尾夕紀「One Night Carnival」
ORIGINAL:氣志團(2002年)
6.小沢亜貴子「JAM」
ORIGINAL:THE YELLOW MONKEY(1996年)
7.新沼謙治「知らず知らずのうちに」
ORIGINAL:ダウン・タウン・ブギウギ・バンド(1973年)
8.細川たかし「さよならイエスタデイ」
ORIGINAL:TUBE(1991年)
9.都はるみ「ZUTTO」
ORIGINAL:永井真理子(1990年)
10.島倉千代子「いい日旅立ち」
ORIGINAL:山口百恵(1978年)
11.美空ひばり「ラヴ・イズ・オーヴァー」
ORIGINAL:欧陽菲菲(1982年)
※1~6:新録音

◆『エンカのチカラ』特設サイト
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