【イベントレポート】青木美沙子、カレンダー発売イベントにロリータ集結

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公式に外務省から任命された"カワイイ大使"の名のもと、国内外へロリータファッションや文化を喧伝してゆく活動を行っている青木美沙子が、「2015年度青木美沙子カレンダー」発売イベントを行った。

◆青木美沙子画像

11月9日(日)16時、ラフォーレ原宿地下1.5階にあるMaison de Juliettaに登場、カレンダー購入者を対象としたサイン会が開催され、100名を越すロリータファッションに身を包んだ人たちが結集した。会場となった"Maison de Julietta"は「ロリィタになれる・試せる・過ごせる・残せる」をコンセプトに据えたロリィタ專門サロンだ。

数多くの来場者たちと短い時間で触れ合うオープンなサイン会とは異なり、今回は、訪れた人たち一人一人とじっくり語り合いたいとの想いからクローズドな空間が用意されていた。仕切られたカーテンを開けると、中で青木美沙子が訪れた人をお出迎え。「購入者の手にしたカレンダーの好きな部分にサインを書き込み」、「ファンみずから持参したケータイやデジカメを用いての2ショット撮影」も行われた。一人一人とじっくり語り合う時間も用意され、ファンにとって夢のような世界を味わうひとときとなったようだ。

3時間の予定だったイベントも、人数の多さもさることながら一人一人と語り合う時間を多く割いていたこともあり予定をはるかにオーバーしたようだが、疲れを見せないどころか終始笑顏で青木美沙子はファンとの交流を楽しんでいたようだ。




「今日はスタジオという囲まれた空間の中、ファッションの話をしたりなど、なるべくファンの方とお話をする時間を作りました。ファンの方々も、とても喜んでくれたのが嬉しかったです」と感想を述べていた。この日に発売、みずからコンセプトやスタイリングも手がけた「青木美沙子2015カレンダー」についても、「ロリータファッションだけじゃなく、背景にもこだわった一つの作品として作りました。1枚1枚すごく凝ったものになっているように、お部屋に飾ってもらえたら嬉しいなと思います。私の場合は女の子のファンが多いので、今日も女の子と一緒にいろんなお話が出来て良かったです」──青木美沙子

早い時期から、国内におけるロリータ文化の発展に貢献してきた青木美沙子は、フリル系の可愛らしい洋服や小物で着飾るのみならず、そのファッションを持って「可愛らしく(自分らしく)生きる」姿を提案、女性を中心に世代を超え数多くの人たちに共鳴をみせてきた。その生き方は、広く海外へも拡大し、みずからも積極的に世界各地へ足を運び、その生き様を見せることで、何時しか青木美沙子の生き方が世界共通のロリータ文化のひな型にまで発展していった。

「日本のロリータを世界へ!」の意志のもと、青木美沙子は「日本ロリータ協会」の会長も就任し、現在もまめに海外へ足を運びながら、ロリータ文化の発展を担う活動を従事している。もう一つの本職である訪問介護師としての仕事と並行して活動は精力的だ。




撮影:木村智哉

◆青木美沙子オフィシャルサイト
◆青木美沙子オフィシャルBlog
◆日本ロリータ協会オフィシャルサイト
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