アップル、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」を発表。より大きく、より薄く

ポスト

現地時間の9月9日午前にカリフォルニア州クパチーノで行なわれたアップルのスペシャルイベントにて、iPhone 6が発表された。

◆iPhone 6、iPhone 6 Plus 画像

全体的に丸みを帯びたなめらかな金属の新iPhoneには、噂通り、より大きな画面サイズのiPhone 6 Plusも用意された。従来のiPhone 5sが画面サイズ4インチに対して、新しいRetina HDディスプレイを搭載するiPhone 6 は4.7インチ(1334×750 pix)。iPhone 6 Plusは5.5インチ(1920×1080 pix)となる。

さらに薄さは、iPhone 5sが7.6mmなのに対して、iPhone 6は6.9mm、iPhone 6 Plusは7.1mmと、画面サイズは大型化しつつも従来モデルよりも薄さを追求。ただし、重量はiPhone 6が129g、iPhone 6 Plusが172gと増加している(iPhone 5sは112g)。

性能面では、iPhone 6に搭載されるA8チップによって、初代iPhoneの50倍のプロセッサー性能と84倍のグラフィックス性能を獲得。新しいセンサーを採用したカメラ機能では、8メガピクセルのiSightカメラを搭載。オートフォーカスの速さが向上したフォーカスピクセルというセンサーを内蔵し、さらにiPhone 6 Plusには、光学式手ブレ補正も。バッテリー性能もオーディオ再生でiPhone 6が最大50時間、iPhone 6 Plusが最大80時間と従来よりもアップしている。

色はシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色で、価格はiPhone 6が67,800円から(16GB)。iPhone 6 Plusは79,800円(16GB)からとなっている。予約注文は9月12日からで発売は9月19日より。

「iPhone 6 and iPhone 6 Plus are the biggest advancements in iPhone history,」── ティム・クック(アップルCEO)


◆アップル
この記事をポスト

この記事の関連情報