デビューシングル以来、モーニング娘。'14の新作につんく♂作品以外のオリジナル曲収録

ポスト

モーニング娘。'14の通算57枚目となるシングル「TIKI BUN/シャバダバ ドゥ~/見返り美人」(10月15日リリース)に、つんく♂プロデューサー以外の作家によるオリジナル楽曲が収録されていることが明らかになった。

つんく♂プロデューサーが8月28日にオフィシャルブログで公開した「TIKI BUN/シャバダバ ドゥ~/見返り美人」ライナーノーツによると、外部作家を起用した作品は「見返り美人」。モーニング娘。のシングルでは、37枚目の「ペッパー警部」(カップリングは「ロマンス」)や、17枚目の「モーニング娘。のひょっこりひょうたん島」といったカバー曲で、つんく♂作品ではない楽曲はあるものの、オリジナル曲で、というと、彼女たちのインディーズデビューシングルであり、1998年のメジャーデビューシングル「モーニングコーヒー」のカップリングとしても収録された「愛の種」(作詞:サエキけんぞう 作曲・編曲:桜井鉄太郎)以来の作品となる。

「見返り美人」は、11月26日に横浜アリーナで開催される公演をもってモーニング娘。'14およびハロー!プロジェクトからの卒業が決定した道重さゆみを送り出すための曲。ゆえに歌唱は現在のモーニング娘。'14から道重を抜いた9人で行なわれている。

つんく♂によると、<後輩想いの道重の古典的な部分=「良い女」を「和」として表現するには自分よりも日本の伝統を重んじて曲を作ってこられた先生方にお願いしたほうが良いと思い、作詞:石原信一先生、作曲:弦哲也先生に楽曲をお願いしました。>とのこと。森昌子「越冬つばめ」をはじめ、太川陽介やビューティペアから吉田拓郎までを手がけた石原信一と、石川さゆり「天城越え」や川中美幸「ふたり酒」の弦哲也という日本の演歌・歌謡界の大御所ふたりが、モーニング娘。'14作品を手がけることになる。

ところで、ブログには<アレンジに関しては今時を意識し過ぎず、いただいたデモ曲やメロディが持っている力をそのまま生かして自然体で仕上げていきました。>とも綴られている。作詞:石原信一、作曲:弦哲也で、<いただいたデモ曲やメロディが持っている力をそのまま生かして>となると、EDMを強く意識した曲を発表していた昨今のモーニング娘。'14シングル曲の中で、この「見返り美人」はまさか……!? という推測が、現在、ファンの間でなされている。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

◆つんく♂ オフィシャルブログ
◆BARKS Kawaii
この記事をポスト

この記事の関連情報