【ライブレポート】YOSHIKI、涙の東京公演

YOSHIKIが遂に<Yoshiki Classical World Tour Part I>の最終公演の地である日本に降り立ち、我々の前に姿を現した。
◆YOSHIKI、X JAPAN画像

ステージは「Miracle」のMCが流れる中スタートし、途中20分ほどの休憩を挟む2部構成で開催された。「Forever Love」から「Golden Globe Theme」「Rosa」…と、MCをはさみながら、演奏はゆったりと進んでいく。
世界を回る中で、各国にちなんだ楽曲をピックアップし、それぞれのステージで特別なパフォーマンスを重ねてきたYOSHIKIだが、ここ東京で聴かせてくれたのは、なんと文部省唱歌の「ふるさと」だった。「日本で何を演ろうか悩んだ。X JAPANの曲を演っても普通だし、(国ならではの曲だからといって)演歌をやるわけにも行かないし(笑)」と笑いを誘ったが、「ふるさと」のメロディは、会場の隅々まで響き渡り、人々の心に染み通っていった。

会場全体に響く「ENDLESS RAIN」の歌声を余韻に残しながらライブは終了となったが、YOSHIKIは何度もステージに戻り、花束を受けとりハンドタッチを繰り返していた。深々と頭を垂れ、数十秒もの長き礼を何度も重ね、YOSHIKIはファンへの感謝の意を表してステージを去った。

「今年の秋にライブやります」。
電撃を打たれたように、会場は一瞬で悲鳴に包まれた。いつどこでどのような規模なのか、その詳細は一切語られなかったが、2014年の秋にX JAPANのライブが日本で開催されることが明言されたことに、会場は歓声と悲鳴がこだまし、ざわつきはなかなか収まらなかった。
<Yoshiki Classical World Tour Part I>
東京公演@東京芸術劇場 コンサートホール
1.Forever Love
2.Golden Gloves Theme
3.Rosa
4.Anniversary
5.Amethyst
6.Swan Lake
7.Hero
8.I.V.~Furusato
9.Without You
10.Kurenai ~Art of Life
11.Endless Rain
取材・文:BARKS編集長 烏丸哲也
◆YOSHIKIオフィシャルサイト
◆YOSHIKIオフィシャルTwitter
◆YOSHIKIオフィシャルFacebook
この記事の関連情報
YOSHIKI、世界一豪華なディナーショー開催決定。YOSHIKIオリジナル品種のバラ「紅」の発表も
YOSHIKI、LA山火事被災者支援のため50万ドル寄付
YOSHIKI、米ロサンゼルス山火事発生から約3週間。30年間活動の拠点に置くこの地への想いを語る
YOSHIKIがただ食べる、「YOSHIKI eats」
YOSHIKI初監督映画『YOSHIKI: UNDER THE SKY』、Prime Videoにて国内独占配信
YOSHIKI、米Variety「国際音楽功労賞」受賞。アジア人初
THE LAST ROCKSTARS、新曲「MASTERY」と格闘ゲーム『鉄拳8』とのコラボMVを公開
【ライヴレポート】HEATH (X JAPAN)を偲ぶ<everliving everloving>にPATAやSUGIZO、MORRIEなど13名が集結
YOSHIKI、三度目の頚椎手術後 初の生放送出演