【ライブレポート】フェアリーズ、初ワンマンで実生、みりあ、真尋の中学卒業をお祝い
3月16日、フェアリーズが初のワンマンライブ<Fairies First>を赤坂BLITZにて開催。昼公演のアンコールでは、集まった約700人のファンと一緒に、中学校を卒業するMスリーメンバー(下村実生、藤田みりあ、林田真尋)をサプライズでお祝いした。
◆<Fairies First>画像
メンバー自身も熱望していたワンマンライブ。2011年9月のデビューから約2年半、彼女たちは数多くのリリースイベントを開催し、個々はもちろん、グループとしての実力を蓄えてきた。そこで今回、フェアリーズ第1章の締めくくりとなるオリジナルアルバム『Fairies』の3月26日リリースを前に初ワンマンへとこぎ着けた。
同年代の女性や、小さな子連れの親子など、幅広い年代のファンが集まったライブは、デビュー曲の「More Kiss」から最新シングル「Run With U」までが散りばめられた楽曲構成。キャッチーな振りとキレのあるダンスで会場を沸かせた。
アンコールでは、その「Run with U」披露。タオルを回して大盛り上がりの中、フェアリーズの1stライブは成功……と、ここで、「他スリーからここで皆さんに発表があります。」と、伊藤萌々香、野元空、井上理香子の(Mスリー以外の)他スリーの3人が仕掛け人となってサプライズが実行に移される。萌々香、空、理香子の合図で5秒前からカウントダウンが始まり、3人が「みりあ、実生、真尋、中学校卒業」と呼びかけると、オーディエンスが「おめでとう!」と一斉にコール。その瞬間、テープが発射され、会場は嬉しい驚きと祝福ムードに包まれた。
中高一貫教育で、中学校の卒業式がない学校に通っているというフェアリーズ。そこで企画されたのが、今回の中学卒業祝いのサプライズ。驚きで涙を浮かべながら(もっとも、実生はびっくりしすぎて笑顔だったが)3人はそれぞれ、「高校生になってもう少し勉強を頑張ってフェアリーズとしての芸能界の仕事も両立させたいと思います。(実生)」「高校生は勉強も難しくなると聞いているので頑張りたいのと、この素のキャラをどんどん出して行けたらと思います。(真尋)」「中学校の時は年上のメンバーになんでもやってもらっていたので高校生になったらメンバーひとりひとりが引っ張って行けるように頑張ります。(みりあ)」と、高校生になる意気込みを口にした。
また、終演後に報道陣の取材に答えたメンバー6人。初ワンマン(昼公演)を行なってみて、「すごい緊張したんですけど、今回のファッション誌をテーマにしていて、私達のファンの方たちは女子中高生のファンの方が多いのでフェアリーズがデビューしてからは『ファッション』っていう言葉をテーマにしていてたので今回ファーストライブということもあってファッション誌のようなイメージでライブをしました。」「全部で15、6曲くらいやったのですが、リハーサルの時も体力的な問題だったりとか時間的にも長いなと思ったりしたのですが、いざ本番になってファンの皆さんの前になったらあっという間でした。いろんな辛さよりも楽しさのほうが勝ってすごく楽しかったです。」と、コメント。
さらにサプライズについては、「私達も急にマネージャーさんから呼ばれてなんだろうと思ったんですがサプライズでお客さんと一緒にMスリーの卒業を祝おうということでした。私達も聞いた時、凄くワクワクしたのですが、戻った時ワクワクを見せたらバレるかもしれないと思い怒られたかのように入っていきました。でもすごく喜んでもらえたのでよかったです。」と、笑顔を見せていた。
ちなみに余談だが、3月16日は彼女たちがまだ“フェアリーズ”になる前、メンバー同士、初顔合わせしたというメモリアルデーでもある。
◆BARKSアイドル