【ライブレポート】ザ・ローリング・ストーンズ、「ヘイ、トーキョー。また会えて嬉しいよ」

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2月26日、ザ・ローリング・ストーンズの8年ぶり6度目の日本ツアー<14 オン・ファイアー ジャパン・ツアー>がに開幕となった。チケット完売の初日、東京ドームは5万人のファンで埋めつくされていた。

◆ザ・ローリング・ストーンズ画像

定刻を30分ほど過ぎた18時59分に会場が暗転し、「一人ぼっちの世界」でコンサートがスタート。ミック・ジャガーは「トーキョー!」と観客に呼びかけ、3曲目の「ダイスをころがせ」で花道を渡りアリーナ中央まで進出し、会場を大きく沸かせた。

ザ・ローリング・ストーンズは事前に公式サイトで「東京で演奏してほしい曲」の投票を実施。ミックは「6曲から選ばれた曲は、"ビッチ"」と曲紹介し、リクエストに応えた。

「スリッピング・アウェイ」ではミックに代わりキース・リチャーズがリード・ボーカルを担当。キースは「ヘイ、トーキョー。また会えて嬉しいよ」と煽り、「ミック・テイラーを紹介します」と、1969年から1974年にかけてザ・ローリング・ストーンズのギタリストとして活躍したミック・テイラーをゲストに迎えた。ミックは「見に来てくれてありがとう。東京はスウィートで親切だ」と「スタート・ミー・アップ」の演奏前に感謝を示した。

アンコール「無情の世界」では洗足学園音楽大学の在学、卒業生を中心とした合唱団である洗足フレッシュマン・シンガーズがステージに登場し、美しいコーラスを聴かせた。21時6分公演終了。全20曲、2時間を超えるステージとなった。3月4日(火)、3月6日にも同所で公演が行われる。

現在、ザ・ローリング・ストーンズのアルバムに関して「ミッドプライス・キャンペーン」が実施中だ。CDに加え、iTunesほか主要音楽配信サイトでも、アルバムが期間限定のお手頃価格で手に入るチャンスだ。

写真:(C)有賀幹夫

<ザ・ローリング・ストーンズ 2014年2月26日@東京ドーム>
1.一人ぼっちの世界 Get Off Of My Cloud
2.イッツ・オンリー・ロックン・ロールIt's Only Rock 'N' Roll
3.ダイスをころがせ Tumbling Dice
4.ワイルド・ホース  Wild Horses
5.エモーショナル・レスキュー Emotional Rescue
6.ドゥーム・アンド・グルーム Doom And Gloom
7.ビッチ Bitch
8.ホンキー・トンク・ウィメン Honky Tonk Women
9.スリッピング・アウェイ Slipping Away(ゲスト ミック・テイラー)
10.ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン Before They Make Me Run
11.ミッドナイト・ランブラー Midnight Rambler(ゲスト ミック・テイラー)
12.ミス・ユー Miss You
13.黒くぬれ! Paint It, Black
14.ギミー・シェルター Gimme Shelter
15.スタート・ミー・アップ Start Me Up
16.ブラウン・シュガー Brown Sugar
17.ジャンピン・ジャック・フラッシュ Jumpin' Jack Flash
18.悪魔を憐れむ歌 Sympathy For The Devil
アンコール
19.無情の世界 You Can't Always Get What You Want
20.サティスファクション Satisfaction (ゲスト ミック・テイラー)

<ザ・ローリング・ストーンズ 14 オン・ファイアー ジャパン ・ツアー>
■2月26日(水)、3月4日(火)、3月6日(木)
@東京ドーム
※全公演完全ソールド・アウトにつき、参加席の販売が急遽決定
参加席:10,000円(指定席・税込) 出演者並びに舞台の一部が見えにくい席となります。
受付電話番号:0570-02-9501 http://pia.jp/t/rolling-stones/

◆ザ・ローリング・ストーンズ・オフィシャルサイト
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