モトリー・クルー「ミック・マーズにツアーは辛いと思う」

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ミック・マーズ本人は否定しているが、モトリー・クルーがリタイアを考えた理由の1つは、やはり彼の健康状態を思いやってのことらしい。マーズは17歳のとき、首や背部、腰部などの関節がこわばる強直性脊椎炎と診断され、現在は下部脊椎が固まり首を動かすのもままならない状態だといわれている。

◆モトリー・クルー画像

フロントマンのヴィンス・ニールは以前、「頂点を極めているときに辞めたい」のが1番の理由だが、「ミックの健康状態があんまり良くないから、ツアーは彼にはキツイと思う」と話していた。その後、ミック・マーズは「ラスト・ツアーが“俺の体調不良”のせいだっていう噂はBS(でたらめ)だ。俺は元気だ。AS(強直性脊椎炎)がこれまで俺にツアーの邪魔をしたことなんかない。これからもだ」と否定したが、今度はトミー・リーからこんな発言が…。

Contactmusic.comによると、リーは解散ツアーを計画しているのはミック・マーズの健康上の問題が主因だと話したという。「彼は脊髄が徐々に骨化していく病気を患っている。治療はできるが、完治は見込めない病のひとつだ。どんどん悪くなっていて、痛い思いをしている。だから、彼はもうツアーはしたくないんだ。彼のせいだとは言わないよ」

モトリー・クルーは10月初めにラスベガスでの12公演を終了したばかり。解散ツアーは2014年もしくは2015年に行う予定だといわれている。

Ako Suzuki, London
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