レディ・アンテベラム、2012年に行なった自身初のワールドツアーの映像を放送

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第53回グラミー賞で主要2部門を含む5冠の栄冠を達成したレディ・アンテベラムが2012年に行なった自身初のワールドツアーの映像をWOWOWで放送する。

2008年のデビューからわずか5年でアメリカを代表するビッグネームとなったレディ・アンテベラム。聴き手の心に寄り添うハートウォーミングなラブソングとカントリー・フィールあふれる爽快なサウンド、そして男女3人が織り成す美しいハーモニーで幅広い支持を獲得し、これまでに放った全米No.1ヒットは6曲。グラミー賞の栄誉にも7度輝く、最も勢いと充実ぶりをみせているアーティストだ。

そんな彼らが、2作目の全米No.1ヒットとなった3rdアルバム『夢の貴婦人』をひっさげ2012年に行なったワールドツアーは3大陸11カ国に及び、100万人以上の観客を動員した。そのツアーのなかから、アメリカはアーカンソー州リトル・ロックでのライヴが放送される。5月にリリースされたばかりのニュー・アルバム『ゴールデン』が話題になっているだけに、要注目のライヴ・オンエアだ。息の合った3人のハーモニーによる、親しみあふれるステージをお楽しみいただきたい。

番組のゲストに、ギタリストのマーティ・フリードマンを迎え、「アメリカにおけるレディ・アンテベラムとは?」を2人独自の感性で語っている。


中川翔子:今回はレディ・アンテベラムを紹介します。アメリカといえばすごく尖っていたり、ロックだったり、すごく個性的な方々がくると思っていたら、すごく平和で、お客さんを巻き込んで、みんな笑顔で愛情を振りまいている、「ザ・優等生」「平和」という印象でした。

マーティ・フリードマン:レディ・アンテベラムの世界は、平和な気持ちですね。ファミリーで、お母さんと息子や娘が一緒にいられるようなライヴです。

マーティ:レディ・アンテベラムはアメリカの歌謡曲、カントリーミュージックから生まれたものなんです。カントリーの流れだから、アメリカのメインストリームで大ヒットしたんだと思います。これは「ザ・アメリカの音楽」。どんな音楽がアメリカっぽいかを知りたければ、レディ・アンテベラムは代表的です。

中川:カントリーミュージックが、アメリカで広くシェアを持っているということは知りませんでした。

マーティ:日本人はあまり知らないですね。アメリカ人は演歌を知らないと同じようなことです。演歌と同じように、演奏者に実力が必要です。あと、実力にプラスしてセンスも必要ですね。最近のグラミー賞を見ると、マムフォード・アンド・サンズやレディ・アンテベラムなど落ち着いたポップやカントリーポップ、静かなR&Bとかが流行っています。レディ・アンテベラムはアメリカのバタ臭い味。それがたっぷり味わえる。

中川:わかりやすい(笑)。バタ臭いって言って良いんですね?

マーティ:いいんじゃないですか。ハンバーガー臭い。

中川:国民食。

マーティ:そう、国民食。

この中川翔子とマーティ・フリードマンのトークの全貌と、まさにアメリカのサウンドといえるレディ・アンテベラムの<オウン・ザ・ナイト・ワールド・ツアー 2012>の模様は、6月23日(日)夜6:00よりWOWOWライブでオンエア。お見逃しなく。

「洋楽年鑑 レディ・アンテベラム オウン・ザ・ナイト・ワールド・ツアー 2012」
6月23日(日)夜6:00[WOWOWライブ]
MC:中川翔子
ゲスト:マーティ・フリードマン
収録日:2012年6月27日
収録場所:アメリカ・アーカンソー州リトル・ロック ヴェリゾン・アリーナ

◆WOWOW音楽特設サイト
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