メガデスのデイヴ・ムステイン「俺を知ったら、嫌いになれない」

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メガデスのフロントマン、デイヴ・ムステインは、他人から誤解され嫌われることが多いが、実は「ちゃんと知れば、嫌いになれない」キャラだという。自称ではあるが…。

◆メガデス画像

彼はアメリカのメタル・ラジオ番組『Full Metal Jackie』のインタビューで、“友人が多く社交的な”バンド・メイト、デイヴィッド・エレフソン(B)と自分を比較し、こう話した。「音楽業界で誰かを嫌うのは本当に簡単だ。俺を理解せず、嫌いだっていう連中はたくさんいる。悲しいね。でも、一度俺を知れば、嫌いにはならない。いいんだ、それで。でも、デイヴィッド・エレフソンは、好きにならずにはいられないタイプの奴だ。真っ直ぐで正直なんだ。たいていのバンドでは、ベース・プレイヤーっていうのは厄介ものだ。連中、フラストレーション溜めてるからな。でも、デイヴィッドはこのバンドを代表する奴だ。業界にたくさん友達がいて、あいつがいるから俺らを好きってバンドがいっぱいいる。デイヴィッドは彼らとつるんで音楽の話なんかをしている。俺はいつも忙しいか、仕事に夢中でそういう付き合いはどうでもいいと思っている」

ムステインはまた、歌うときは別のキャラになりきっていると話した。クリント・イーストウッドなどを参考にしているそうだ。「彼の表情を考えている。キャラを変えるのに役立つんだ。話すときと同じように歌ってるわけじゃないから。ちょっと違う。パンクっぽい態度を取るのに役立つんだ。俺、本当にパンク・ミュージックが好きで、それとメガデスやその音楽を合体させるのはクールなブレンドだ。ただシンガーになるんじゃなくて、ちょっとした役になりきって歌うようにしてるんだ」

メガデスは6月に14枚目のスタジオ・アルバム『Super Collider』をリリース。前作『Thirteen』同様、Johnny Kがプロデュース、ディスターブドのフロントマン、デイヴィッド・ドレイマンがゲスト参加している。

彼らは5,6月にヨーロッパ・ツアーを行なった後、9月にアイアン・メイデンの全米ツアーにジョインする。


Ako Suzuki, London
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