「2012年 年間カラオケリクエストランキング」、最も歌われた作品は?
◆「2012年 年間カラオケリクエストランキング」表

一方で、もちろんその年に目覚ましい活躍を見せたアーティストが急激にランキングを上昇してくることも珍しくない。ゴールデンボンバーなどは、その筆頭だ。
楽曲別ランキングでは、1位「ヘビーローテーション」(AKB48)、2位「栄光の架橋」(ゆず)、そして、3位「女々しくて」(ゴールデンボンバー)という結果となっている。1位のAKB48「ヘビーローテーション」は、2年連続首位を獲得することとなった。2位に急浮上した、ゆず「栄光の架橋」はオリンピック効果で再び注目されたと思われるもの。オリンピックと言えば「栄光の架橋」、「栄光の架橋」と言えばオリンピックだものね。そして特筆は、CMソング起用をきっかけに注目され、カラオケでも振り付けを真似して大勢で歌う曲として人気を集めたゴールデンボンバー「女々しくて」だ。上位2曲に迫る勢いを見せていたようだ。
また、根強い人気の39位「会いたかった」(AKB48)や46位「マル・マル・モリ・モリ!」(薫と友樹、たまにムック。)、かわいらしい振り付けが話題になった44位「つけまつける」(きゃりーぱみゅぱみゅ)、テレビ番組でのパロディーも人気を集めた48位「Gee」(少女時代)など、歌って踊れる曲でカラオケを楽しむ傾向が多く見られるのも近年の特徴だ。
アーティスト別ランキングでは、2位:AKB48、3位:Mr.Childrenを抑えてEXILEが1位に返り咲いた。EXILEは2012年1月1日に発表したアルバム『EXILE JAPAN/Solo』がグループ並びに男性アーティスト史上初の10年連続アルバム首位を獲得し、カラオケにおいても人気を不動のものとしている。惜しくもアーティスト別ランキング2年連続首位を逃したAKB48も、引き続き人気を博している。なお、2012年にデビュー20周年を迎え、映画『僕等がいた』主題歌として書き下ろした楽曲を3年半ぶりのシングルとして発表したMr.Childrenは、2011年の6位からランクアップしてトップ3入りを果たすこととなった。
なお、CSデジタルラジオ「スターデジオ」(スカパー!プレミアムサービスCh.400)にて、このランキングの特集番組が12月5日(水)~7日(金)22:00-23:00に放送となる。こちらもお楽しみに。
この記事の関連情報
ゴールデンボンバー喜矢武豊と映像クリエイター達によるショートドラマ企画始動
オーディションプロジェクト“RO JACK”、TOY'S FACTORYをパートナーに迎えて5年ぶり再始動
日本クラウン、2024年度(第61回)ヒット賞受賞作品発表
世界中で再評価の波、時代が遂に追いついたジャパニーズ・フュージョンの魅力
映像作品『KING SUPER LIVE 2024』トレーラー公開
屋良朝幸、“THE YARA”としてネクストステージへ。1stデジタルシングルリリース
ユークリッド・エージェンシー、女性ネットシンガーに特化したレーベル設立。第一弾アーティストは白詞吐
楽曲紹介系インフルエンサー・選曲日和、初主催ライブイベント<響遊録-キョウユウロク->開催決定
次のJ-POPをフィーチャーしたイベント<VICTERA PETA>追加出演者を発表