【ライブレポート】<靭公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング”>、貴重な夢のコラボ満載
大人のための音楽ステーション:FM COCOLOと京町堀界隈のヨーロピアンな雰囲気満点の人気カフェやレストランがタッグを組み、2012年もテニスの聖地として知られる靭公園センターコートに約7,000人の観衆(チケットは完売)を集めて開催された<靭公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング”>。都会の真ん中のオアシス的な好ロケーションを舞台に約5時間半に及んだコンサートは、随所にココでしか観られない夢のコラボもたっぷりと挟みながらのプレミアムな内容となった。
◆<靭公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング”>画像
オープニングとして、まずFM COCOLO『KANと要のWabi-Sabiナイト』でもタッグを組むKANとスターダスト・レビューの根本要が登場すると、ラジオと同様の軽快なトークを交わしながら「HELP」、馬場俊英も加わって「TWIST&SHOUT」とザ・ビートルズ曲を連発。続いて馬場がリードを取って「ALONE AGAIN」、宮沢和史とのデュオによる「中央線」と、降り出してきた雨の中で貴重なコラボが続いた。
雨の中でのスタートとなったKANだったが、アメフト姿で代表曲を熱演するうちに天候も回復。馬場を迎えての「SONGWRITER」を経て日が射してきたところで、場内の手拍子とハミングを誘いながら「よければ一緒に」、そして大合唱となった「愛は勝つ」へ。天候の急変をも自然の演出に変えるアクトで一気に沸かせると、続いて登場した宮沢和史は、GANGA ZUMBAの「銀河」から、日本をテーマにしたTHE BOOMの新境地を象徴する「暁月夜~あかつきずくよ」、そして三線を手に「平和を願って歌います」と名曲「島唄」へ。ラストは、共演陣がコーラスで加わっての賑やかな「風になりたい」で祝祭感を高めた。
ここでKANと馬場にスタレビのメンバー全員が登場し、なんと8ギターで「巡り合えて良かった」を聴かせると、後半戦は馬場俊英のライブから幕開け。
グルーヴィーな「HALF」やFM COCOLOにおける自身の番組ともリンクする「スーパーオーディナリー」などを経て、ギターに根本も迎えてのKANとのデュオでライブ初披露の「ありそでなさそ」、さらにスタレビがバックを務める大所帯での「犬はライオンになりたくない」という流れで盛り上げた。
そして、登場とともに場内総立ちの熱狂的な拍手と大歓声で迎えられた小田和正は、冒頭の「たしかなこと」からクリスタルな歌声で場内の空気を一変させると、続く「ラブストーリーは突然に」はハンドマイクで客席を一巡しながら熱唱!興奮をマックスに高めると、KAN、根本、馬場をコーラスに迎えての「YES-NO」、宮沢とのデュオにとる「生まれてくる子供のために」とこの日ならではの貴重な共演も次々実現させた。終盤には、雨が激しくなってきたにも関わらず再び客席へと降りていって歌い、最後まで格の違う求心力でオーディエンスを圧倒した。
激しさを増す雷雨の中でフェスは一時中断となったが、トリのスターダスト・レビューは雨が残る中をグルーヴィーな「THANK YOU」で果敢にライブ再開。避難していた観客もほとんどが席に戻って盛り上がりを取り戻すと、宮沢を迎えてのアカペラによる「マシュ・ケ・ナダ」のカバー、KANと馬場も加わっての「愛の歌」、さらに小田も参加しての名曲「今夜だけきっと」とスペシャルな共演を連発。そのまま出演者全員でビリー・ジョエルの名曲「THE LONGEST TIME」を美しいアカペラで聴かせ、締めには心地よいハミングを余韻として残すように「家路」を。約5時間半に及んだこの日の模様は、9月22日(土・祝)午後6時からFM COCOLO「風のハミング・スペシャル」として2時間に渡ってオンエアされる。
ライター:吉本秀純
撮影:田浦ボン
<靭公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング~>
2012年9月15日(土)
@靭公園センターコート特設会場(大阪市西区靭本町2-1-14)
出演:スターダストレビュー、KAN、馬場俊英、小田和正、宮沢和史(THE BOOM)
●オープニング
1.HELP(KAN&根本要)
2.TWIST&SHOUT(KAN&根本要)
3.ALONE AGAIN(KAN&根本要&馬場俊英)
4.中央線(馬場俊英&宮沢和史)
●KAN
1.何の変哲もないLOVE SONG
2.世界でいちばん好きな人
3.SONGWRITER(KAN&馬場俊英)
4.よければ一緒に
5.愛は勝つ
●宮沢和史
1.銀河
2.暁月夜
3.島唄
4.シンカヌチャー
5.風になりたい(宮沢和史&KAN&根本要&馬場俊英)
●KAN&スターダスト・レビュー&馬場俊英
1.めぐり逢えてよかった
●馬場俊英
1.HALF
2.君がくれた未来
3.スーパーオーディナリー
4.ありそでなさそ(KAN&根本要&馬場俊英)
5.犬はライオンになりたくない(KAN&馬場俊英&スターダスト・レビュー)
●小田和正
1.たしかなこと
2.ラブストーリーは突然に
3.YES-NO(小田和正&スターダスト・レビュー&KAN&馬場俊英)
4.生まれてくる子供たちのために(小田和正&宮沢和史)
5.その日が来るまで
6.今日もどこかで
●スターダスト・レビュー
1.THANK YOU
2. 夢伝説
3.マシュ・ケ・ナダ
4.愛の歌
●アンコール
1.今夜だけきっと(全員)
2.THE LONGEST TIME(全員)
3.交響曲9番ホ短調「新世界より」(全員)
オンエア「風のハミングスペシャル」
9月22日(土・祝)18:00~20:00
9月25日(火)23:00~25:00(リピート放送)
◆<靭公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング”>画像
▲KAN、根本要、馬場俊英 |
▲KAN |
▲宮沢和史、馬場俊英 |
▲馬場俊英 |
▲宮沢和史 |
▲小田和正 |
▲ラストセッション |
雨の中でのスタートとなったKANだったが、アメフト姿で代表曲を熱演するうちに天候も回復。馬場を迎えての「SONGWRITER」を経て日が射してきたところで、場内の手拍子とハミングを誘いながら「よければ一緒に」、そして大合唱となった「愛は勝つ」へ。天候の急変をも自然の演出に変えるアクトで一気に沸かせると、続いて登場した宮沢和史は、GANGA ZUMBAの「銀河」から、日本をテーマにしたTHE BOOMの新境地を象徴する「暁月夜~あかつきずくよ」、そして三線を手に「平和を願って歌います」と名曲「島唄」へ。ラストは、共演陣がコーラスで加わっての賑やかな「風になりたい」で祝祭感を高めた。
ここでKANと馬場にスタレビのメンバー全員が登場し、なんと8ギターで「巡り合えて良かった」を聴かせると、後半戦は馬場俊英のライブから幕開け。
グルーヴィーな「HALF」やFM COCOLOにおける自身の番組ともリンクする「スーパーオーディナリー」などを経て、ギターに根本も迎えてのKANとのデュオでライブ初披露の「ありそでなさそ」、さらにスタレビがバックを務める大所帯での「犬はライオンになりたくない」という流れで盛り上げた。
そして、登場とともに場内総立ちの熱狂的な拍手と大歓声で迎えられた小田和正は、冒頭の「たしかなこと」からクリスタルな歌声で場内の空気を一変させると、続く「ラブストーリーは突然に」はハンドマイクで客席を一巡しながら熱唱!興奮をマックスに高めると、KAN、根本、馬場をコーラスに迎えての「YES-NO」、宮沢とのデュオにとる「生まれてくる子供のために」とこの日ならではの貴重な共演も次々実現させた。終盤には、雨が激しくなってきたにも関わらず再び客席へと降りていって歌い、最後まで格の違う求心力でオーディエンスを圧倒した。
激しさを増す雷雨の中でフェスは一時中断となったが、トリのスターダスト・レビューは雨が残る中をグルーヴィーな「THANK YOU」で果敢にライブ再開。避難していた観客もほとんどが席に戻って盛り上がりを取り戻すと、宮沢を迎えてのアカペラによる「マシュ・ケ・ナダ」のカバー、KANと馬場も加わっての「愛の歌」、さらに小田も参加しての名曲「今夜だけきっと」とスペシャルな共演を連発。そのまま出演者全員でビリー・ジョエルの名曲「THE LONGEST TIME」を美しいアカペラで聴かせ、締めには心地よいハミングを余韻として残すように「家路」を。約5時間半に及んだこの日の模様は、9月22日(土・祝)午後6時からFM COCOLO「風のハミング・スペシャル」として2時間に渡ってオンエアされる。
ライター:吉本秀純
撮影:田浦ボン
<靭公園MUSIC FESTA FM COCOLO~風のハミング~>
2012年9月15日(土)
@靭公園センターコート特設会場(大阪市西区靭本町2-1-14)
出演:スターダストレビュー、KAN、馬場俊英、小田和正、宮沢和史(THE BOOM)
●オープニング
1.HELP(KAN&根本要)
2.TWIST&SHOUT(KAN&根本要)
3.ALONE AGAIN(KAN&根本要&馬場俊英)
4.中央線(馬場俊英&宮沢和史)
●KAN
1.何の変哲もないLOVE SONG
2.世界でいちばん好きな人
3.SONGWRITER(KAN&馬場俊英)
4.よければ一緒に
5.愛は勝つ
●宮沢和史
1.銀河
2.暁月夜
3.島唄
4.シンカヌチャー
5.風になりたい(宮沢和史&KAN&根本要&馬場俊英)
●KAN&スターダスト・レビュー&馬場俊英
1.めぐり逢えてよかった
●馬場俊英
1.HALF
2.君がくれた未来
3.スーパーオーディナリー
4.ありそでなさそ(KAN&根本要&馬場俊英)
5.犬はライオンになりたくない(KAN&馬場俊英&スターダスト・レビュー)
●小田和正
1.たしかなこと
2.ラブストーリーは突然に
3.YES-NO(小田和正&スターダスト・レビュー&KAN&馬場俊英)
4.生まれてくる子供たちのために(小田和正&宮沢和史)
5.その日が来るまで
6.今日もどこかで
●スターダスト・レビュー
1.THANK YOU
2. 夢伝説
3.マシュ・ケ・ナダ
4.愛の歌
●アンコール
1.今夜だけきっと(全員)
2.THE LONGEST TIME(全員)
3.交響曲9番ホ短調「新世界より」(全員)
オンエア「風のハミングスペシャル」
9月22日(土・祝)18:00~20:00
9月25日(火)23:00~25:00(リピート放送)
この記事の関連情報
国内レコード工場から新プロジェクト【FOURTH WAVE RECORD FACTORY】がスタート
スターダスト☆レビュー、4年半ぶりのオリジナルアルバム『星屑冒険王』発売決定
シンガーコンテスト<美少女歌祭2024>グランプリ決定
沖縄にて、インターナショナル・ショーケース・フェスティバル開催
『【推しの子】』B小町のミニアルバム発売決定
言語聴覚士・介護福祉士の芸人サッチィー、オーラルフレイル予防のに新曲「パタカラ音頭」リリース
KANを慕う豪華ミュージシャンが集った<KANタービレ〜今夜は帰さナイトフィーバー〜>開催
『進撃の巨人』オーケストラコンサート、世界20都市以上でのワールドツアー開催決定
【速レポ】モンパチフェス<WWW!!24>スターダスト☆レビュー、名曲連発「おそらく僕らが一番沖縄で演奏していると思います」