メアリー・J.ブライジ、「お気に入りはパット・ベネター、一斉にシェイクダンスをしたものよ」

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1980年代の名曲・大ヒット曲目白押し、史上最強のミュージカル映画『ロック・オブ・エイジズ』が、9月21日(金)より日本公開となる。トム・クルーズのそのパワフルなビジュアルや見事な歌いっぷりが話題の作品だが、他にも見所はたくさん存在する。そのひとつがメアリー・J.ブライジの存在だ。

◆メアリー・J.ブライジ、映画『ロック・オブ・エイジズ』インタビュー映像

これまでもいくつか映画出演経験はあったとはいうものの、大作映画への登場はこれが初めてというメアリー・J.ブライジは、その圧倒的な歌唱力でこの映画でも絶大な存在感を醸し出している。クイーン・オブ・ヒップ・ホップソウルとして世界に君臨するR&Bの女王だが、本作『ロック・オブ・エイジズ』に出演した経緯や思いを語ったインタビュー映像をご紹介しよう。

ここでは、本作に出演をするに至った経緯も語られており、初対面はジェニファー・ロペスが開くパーティー会場だったと明かしている。監督はパーティー会場で初対面のメアリーの隣に座ると冗談を交えながら「僕の映画に出ないかい?」と、自己紹介もほどほどに軽い口調で出演オファーを出していたようだ。セレブのパーティー会場でいきなり出演オファーを出すあたり、まるでナンパのように軽い誘いだった事がメアリーの表情からも伺え、「社交辞令と思って“いいわね”と答えたのよ」と、軽い会話で受け答えをしたようだ。

そんなC調なやり取りも監督の思惑通りなのか、パーティー会場でのやりとりも忘れる半年後に改めて電話で出演オファーをし、最後の一押しをする心憎い演出があったことを語っている。「(ほんとうに)覚えてくれていたんだ」と感激したようで、監督自身についても「とても気さくでステキな人よ」と語っている。

インタビュー後半では、本作の時代設定である1980年代の音楽についても答えており、輝かしい経歴を持つR&Bの女王も、若きしのミュージック・ライフはごく普通の音楽好きの女子となんら変わらなかったようだ。

「(当時のお気に入りは)特にパット・ベネターね。(パット・ベネターの)「愛の嵐」は学生時代に流行ったわ。女の子はみんな踊ったの。一斉にシェイクダンスをしたものよ」

メアリー・J.ブライジがロックにハマり、シェイクダンスをしていたというのは、なんとも微笑ましいエピソードだ。

そんなメアリー・J.ブライジだが、初めての大作映画出演で挑んだのはストリップ・クラブ「ヴィーナス・クラブ」のオーナー、ジャスティス役だ。主人公のシェリー(ジュリアン・ハフ)が愛や夢に迷い絶望しているところに、手を差し伸べ、自身の力で人生を切り開き、強く生きる事を教え伝える重要なキャラクターとなっている。「ずっと映画に出演したかった」と語るほど、夢に見ていた待望の大作映画でメインキャストを飾った彼女だが、夢を諦めない若者たちの爽やかなサクセスストーリーを通し、「世界中で人々を元気づけられる明るい映画。暗い気持なんかぶっ飛ばして楽しい時間を過ごせるはずよ。」と太鼓判を押している。もちろんメアリー・J.ブライジのロックンロールの歌いっぷりにも大注目だ。

『ロック・オブ・エイジズ』.
9月21日(金)全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2012 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.
www.rockofages-movie.jp
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