シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー、感動的な新曲にある背景とは?
シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの最新アルバム『ロスト・イン・トランジション』は、再結成バンドにとって感情的な復帰だが、おそらく「スーナー・ザン・レイター」ほど深く心を揺さぶる曲は他にないだろう。「これは私の父についての曲よ」リー・ナッシュはビルボードに語った。「わたしにとっては世界にさらけ出しても全然気にならない関係なの。親を失う痛みは沢山の人に通ずるものよ」。
やがてそのうつ向いた曲のコーラスは陽気になり、太陽の光はその痛みが去る事を暗示する。
「私がバンドと一緒にライブでこの曲を歌うとき、すごく私を助けてくれるの」「この曲を通して、父を失った悲しみや、それらの感情に向き合えることができるのよ」とナッシュは語る。
同曲は8月7日発売の最新アルバム『ロスト・イン・トランジション』からのもので、2008年のクリスマス・セットを除くと、2002年の『ディヴァイン・ディスコンテント』以来のアルバム。ギタリストのマット・スローカムと2007年に再結成を果たしている。
「私たちはここ5年の間ずっとこれをやりたかったの」。ナッシュは最新アルバムについて、ずっと秘密にしていたレコードレーベルを責めながら言った。シックスペンス・ノン・ザ・リッシャーはインディーズ・ディストリビューターのオーチャードとパートナーを組んでおり、新たな管理下で活動している。「これまでのところオーチャードとの関係はファンタスティックよ。私たちはただ彼らと一緒にやれることに興奮しているの」と話している。
◆ニュース提供:ビルボード
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