真野恵里菜インタビュー。Wikiに載っている“スタッフ説教”疑惑も語る
■ 4年経って、やっと私のカラーができてきたのかなって
── そういえば、自分のライヴで他のアイドルのファンを探すのって、流行ってるんですか?
真野:
(笑)。なんかきっか(吉川友)がやってたみたいで。で、実際にマノフレがいたみたいで。あ、そう、今日きっかと久しぶりにメールしたんですよ。「ライヴおつかれー。Tシャツ探したよー」って。きっかのTシャツ探そうとしたら、まさかの鞘師Tシャツで(笑)。きっかが赤(のTシャツ)にしたっていうのを前回のライヴの時に聞いてたんで、「まさかいないかなー?」って思って。ふふっ。意外といるんですよね。「あれ、矢島舞美タオル回してる?」みたいな(笑)。面白いです。
── ライヴといえば、この間、BIGBANGのライヴに行かれたそうで。いかがでしたか?
真野:
実は、横浜アリーナ行ってきました。友だちと一般チケットで(笑)。面白かったです。なんていうんだろう。ステージングがやっぱすごくて。
── 確かに。
真野:
私、今年、いろんな方のライヴに行ってるんです。ミスチルさん行ったりとか、ファンモンさん行ったりとか、EXILEさん行ったりとかしてるんですけど、それが逆にいい刺激をもらえて。ライヴが楽しかったっていうのもあって。
── 実際に観たライヴって、自分のステージの参考にしたりしますか?
真野:
なりますね。それってお芝居と一緒なんだなって。お芝居も「いろいろ作品観ろよ」って言われるので、映画観たり、ドラマ観たり、DVD借りたりするんですけど。それと一緒でライヴも観たほうがいいんだなぁって。なんで今まで観てこなかったんだろうって思っちゃいました。
── えっ? 今まで観てなかったの?
真野:
全然ですね。去年から今年あたりで共演者の方のライヴに行かせていただいてるっていうのもあるんですけど、観るとやっぱりライヴに対する定義ってのが、ハロー!の中ではこうであっても、外に出たら違うじゃないですか。「こんな表現あるんだ!」って。Perfumeさんとかそうだったんですけど。面白くって。
── 確かに真野ちゃんのライヴは、ほかのハロー!のメンバーのライヴとはちょっと違いますよね。ライヴってより“真野エンターテインメント”っていうか。そのあたりも外からの刺激があって?
真野:
そうです。実は今までだと、ああいうコントとかも「正直、やりたくない」ってのがあったんですよ。「だったら1曲増やしたい」って。でもEXILEさん行った時に、MATSUさんが『まつぼっち』っていうのをされてたり、ファンモンさんも途中に遊びが入ってたり、Perfumeさんも振り付け講座があったりとか。「あ、そっか。こういうのライヴでやっていいんだ!」って逆に思わされて。なんか楽しくて(笑)。だからあの応援団コントも(ほかのアーティストのライヴを)観てからですね、できるようになったのは。1年前はできなかったです。あははは。1年前は、正直、「堕天使エリー」のコーナーがホントに嫌で(笑)。「こんなコーナーやってたら、この後の歌詞忘れちゃうよ!」くらいだったんです(笑)。でも、ファンの方がすっごく楽しんでくれてたので、「あ、面白いんだ」って思って。そうなんですよ。だから今年はちょっとノリノリでやってます。
── 確かに観ていて、歌を聴くという部分以外のところでも楽しめるというか、ひとつのエンターテインメントショウとして楽しかったです。
真野:
嬉しいです。私も大阪公演の映像を観て「いろんな事やってるなぁ」って(笑)。でも、4年経って、やっと私のカラーができてきたのかなって思いました。
── あとはライヴで落語を披露するだけですね。
真野:
あははは。コンサート中に羽織着て。いいですね。昔、朗読やりましたからね。一番最初。
── そうやって、これからもエンターテナーとしての真野恵里菜をどんどん観せてほしいなぁ、って思ってます。
真野:
がんばります!
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