キコ・ルーレイロ、ソロアルバムをひっさげ7月に来日公演

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キコ・ルーレイロが、3年振りとなる通算4作目のソロ・アルバム『サウンズ・オブ・イノセンス』を6月20日にリリースした。生粋のメタル・ギタリストながら、プログレ、ジャズ、フュージョン、ブラジリアン・ミュージックを貪欲に取り込み、ギリギリまで弦高を下げたカリカリチューンのエレキで超絶技巧を繰り出す、ご機嫌なインストゥルメンタル・アルバムだ。

◆『サウンズ・オブ・イノセンス』レコーディング映像

今作のレコーディング・メンバーは、前作『FULLBLAST』に引き続き、同じくアングラのフェリッペ・アンドレオーリがベースを務め、ドラマーは、PLANET XやRING OF FIREなどでも活躍してきた凄腕ヴァージル・ドナティだ。超絶技巧派の3人が絡み合うドラマティックでメタリックな様式美も漂う作品だが、ギターはフィンランドとドイツ、ベースはブラジルとアメリカ、ドラムはアメリカと、レコーディングが実施された国は様々だったという。

本作のミックスを手掛けたのは、PINK CREAM 69やUNISONICのベース・プレイヤーであり、様々なメロディック・メタル系の作品のプロデューサー/ミキサーをも務めてきたデニス・ワードだ。アングラの4thアルバム『REBIRTH』、5thアルバム『TEMPLE OF SHADOWS』、6thアルバム『AURORA CONSURGENS』でもその手腕を発揮しているエンジニアである。

現在ブラジルのみならず、本作にもハモンドとピアノで参加しているフィンランド人の奥方とフィンランドにも住んでいるキコは、ギターのレコーディングをフィンランド国内の『5by5 Studios』にて行なっている。このスタジオを所有するのは、ストラトヴァリウスのマティアス・クピアイネン(G)で、彼はギター・レコーディングのエンジニアとしても本作に携わっているようだ。

日本先行発売となった『サウンズ・オブ・イノセンス』日本盤は、ボーナストラック1曲含む全11曲が収録されているが、そんなアルバムをひっさげての来日コンサートが、7月に開催される。来日メンバーは、キコ・ルーレイロ(G)、フェリッペ・アンドレオーリ(B)、マルセロ・モレイラ(Dr from ALMAH)という布陣だ。常人を逸脱したテクニカルプレイの応酬を、至近距離でしかと堪能する絶好の機会だ。



<キコ・ルーレイロ来日公演>
2012年7月12日(木) 大阪梅田CLUB QUATTRO OPEN 18:00 / START 19:00
2012年7月14日(土) 東京代官山UNIT OPEN 18:00 / START 19:00
[問]HOT STUFF PROMOTION(03-5720-9999 http://www.red-hot.ne.jp/)

『サウンズ・オブ・イノセンス』
2012年6月20日 日本先行発売
VICP-65059 \2,625 (tax incl.)
※日本盤ボーナス・トラック1曲収録
1.Awakening Prelude / アウェイクニング・プレリュード
2.Gray Stone Gateway / グレイ・ストーン・ゲイトウェイ
3.Conflicted / コンフリクティド
4.Reflective / リフレクティヴ
5.El Guajiro / エル・グアヒーロ
6.Ray Of Life / レイ・オブ・ライフ
7.The Hymn / ザ・ヒム
8.Mãe D'Água / 水の聖母(マイン・ダグア)
9.Twisted Horizon / トゥイステッド・ホライズン
10.A Perfect Rhyme / ア・パーフェクト・ライム
11.Conflicted (Playback Version) / コンフリクティド(プレイバック・ヴァージョン)※

◆キコ・ルーレイロ・オフィシャルサイト
◆キコ・ルーレイロ来日公演サイト
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