新潟発女性ボーカル擁するデスメタルバンド、BIRTH ASPHYXIA鮮烈デビュー

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国産デスメタルバンドを全力サポートというスローガンの下、突如として現れたレーベルがある。BLOODCURDLING ENTERPRISE(ブラッドカードリング・エンタープライズ)だ。直訳すると、「身の毛がよだつ(血も凍るような)事業」という意味だが、レコードレーベル名としてはあまり馴染みのないENTERPRISEという単語には冒険的な事業(挑戦的な企て)という意味もあり、今後の活動への強い意志が込められている。

◆「Human Obelisk」試聴&BIRTH ASPHYXIA画像

そのBLOODCURDLING ENTERPRISEからの第一弾リリースとなるのが新潟のBIRTH ASPHYXIA(バース・アスフィクシア)だ。BIRTH ASPHYXIAは、女性ボーカル含む4人編成で新進気鋭の若手として地元新潟では一定の評価を得ているデスメタルバンドだ。

2009年5月にバンド結成し、ライブ活動を重ね、2010年には、PARANOID RECORDSが放つコンピレーション『HELLGATE』に参加。2011年12月に1stフルアルバム『HUMAN OBELISK(ヒューマン・オベリスク』のレコーディングを終えて、今回のリリース決定の運びとなった。

音楽性はNYデスメタルだ。SUFFOCATION、CANNIBAL CORPSEらの影響が強く、いわゆるオールドスクールデスメタルに近いが、ガテラルボイスをとりいれたボーカルスタイルからは、ニュースクールの影響もうかがえるところ。複雑で印象に残るギターリフをつないで曲を展開することにこだわっており、次から次へとリフが変わる様はバンド名の意味のとおり、まるで窒息するかのようなサウンドとなっている。


『Human Obelisk(ヒューマン・オベリスク)』
2012年5月14日
BCE001/2012 2,520円(税込)
1.Human Obelisk
2.Beginning Of Collapse
3.Penetrate The Mind
4.Burn In Crematory
5.Psychosis Excitement Caused By Abuse
6.Death By Famine
7.The Dogma
8.A Sutra
9.Causalgia

◆BIRTH ASPHYXIAオフィシャルサイト
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