女子中学生7人組・Fairiesがバレンタインミニライヴ。「名前叫んでくれるとキュンキュンしちゃいます」
第53回 日本レコード大賞最優秀新人賞や、第44回 日本有線大賞新人賞など2011年の新人賞を総ナメにした女子中学生7人組ガールズグループ・Fairies(フェアリーズ)が、2月11日、ラゾーナ川崎にてバレンタインミニライヴを開催した。
◆Fairies(フェアリーズ)画像@2012.02.11 ラゾーナ川崎
2回公演でのべ8000人のファンが集まったというこの日。メンバーは、カラフルなジャケットにホットパンツ姿というフレッシュさ全開な衣装でステージに登場すると、デビューシングルから「More Kiss」をさっそくパフォーマンス。ちなみにFairiesのイベントは撮影OKなので、7人の姿を写真や映像におさめようと、カメラやケータイをステージに向けて楽しむファンも多い。
MCでは、清村川音が、「私たちFairiesは4月の4日に3rdシングルのリリースが決定しました! そしてこのイベントもあと3曲あるので、みなさん、容赦なく盛り上がってください!」と、ニューシングルリリース決定を発表。ファンに同年代の女の子の割合が高いためか、会場のいたるところから黄色い声援が飛び交っていた。
Fairiesはこの日、デビューシングル「More Kiss / Song for You」および2ndシングル「HERO / Sweet Jewel」収録曲の計4曲をクールに大人っぽく、そしてスィートに可愛く披露。2011年9月のデビューから着実に積み上げてきた魅せるパフォーマンス、そして声をかけると笑顔を見せたり手を振ってくれたりというレスポンスで、オーディエンスは冬の寒さを忘れさせるほどに盛り上がった。
さらにバレンタインミニライブということで、イベント最後には、Fairiesの2012年の目標である「今年はツアー!」という文字が入った、ハート型の巨大チョコレートも登場。その堂々たる文字を書いた、書道7段にして“雨女”なメンバー・野元 空は、「メンバー7人の中に3人も九州のメンバーがいて、ファンの方にも握手会とかでも「札幌からきたから」という方もいて、“私たちが今度は行く番だな”って。47都道府県。47都道府県ツアーは願望です。」と、笑顔でコメントした。
ステージ終了後に行なわれた囲み取材は、バレンタインの話題からスタート。「バレンタインは毎年、“友チョコ”を作るためにあるものみたいな感じで、すごいいっぱい作るので、バレンタインは好きです。」というFairies。みんなで集団生活を送っている彼女たちは、お弁当も自ら作るなど、最近、料理にハマっているそうで、今年のチョコレートは手作りに挑戦する様子。「誰か男性にチョコレートをあげないの?」という報道陣からの質問に、口々に「お父さん」という言葉が出てくるところは、いかにも中学生な感じがして可愛らしい。
イベントについて感想を訊ねられると、藤田みりあが、「(イベント中に)“みりあ!”って名前を叫んでくれると、すごいキュンキュンしちゃいます。」と、少し照れた表情を見せる。ほかにも、握手会で、彼女たちより年下の子供たちが並んでくれたり、手紙を書いて持ってきてくれることも嬉しいようだ。
また、ツアーというFairies全体の目標に関連して、ひとりひとりの2012年の目標にも話はおよぶ。「楽器をマスターすることが目標で、今ウクレレをやってて、何曲でも弾けるようになりたい。(下村実生)」「演技に興味があるので挑戦してみたい(井上理香子)」「トークを磨いて冠番組を持ちたい。(藤田みりあ)」「もっともっと歌唱力を上げられるように。(伊藤萌々香)」などなど、それぞれの2012年を語りながら、未来に瞳を輝かせるメンバーたちだった。
Fairiesは、2月19日にはオリエンタルアベニュー新神戸にてバレンタインミニライヴを開催。3月にはイオン高崎、イオン水戸内原などでイベントを実施する。
text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆Fairies オフィシャルサイト