アヴリル・ラヴィーン来日公演、攻撃モードのアヴリル・ハッピーなアヴリル・切ないアヴリル・恋焦がれるアヴリル…

◆アヴリル・ラヴィーン画像
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<SUMMER SONIC 2011>で入場規制となるほどの観客動員を記録してから半年、最強無敵のロック・プリンセス、アヴリル・ラヴィーンが、アルバム『グッバイ・ララバイ』を携えた<The Black Star Tour>で日本に帰ってきた。そのツアー初日。会場は約1万5000人のファンでギッシリ。ツアー名にちなんで販売されている星形ライトが人気のようで、アリーナ全体がまばゆいグリーンの光できらめいている。
そこにフレンドリーな笑顔で登場したのが、オープニング・アクトを務めた阿部真央。まずは彼女の堂々たるステージに拍手を送りたい。ハートフルにしてロックな気概を伝える見事なパフォーマンスで、巨大な会場の温度を一気に上げてくれた。そして悲鳴のような大歓声が巻き起こる中、いよいよアヴリルの登場だ。この日は、Abbey Dawnの黒のタンクトップに、黒のスキニーなパンツ、スタッズがあしらわれた黒のロング・ブーツというスタイル。ロックです。クールです。

加えてこの初日は、ビッグなサプライズが用意されていた。大ヒット曲「ワット・ザ・ヘル」を、アヴリルは日本が誇る和太鼓パフォーマンス集団“無限-MUGEN-”の演奏に乗せて歌ったのだ。前日にTV番組の企画で、“無限-MUGEN-”の指導のもと和太鼓に挑戦し、その勇壮な響きに魅了されたアヴリルが、自ら交渉して実現したのだとか。“「ワット・ザ・ヘル」に和太鼓?”と思うかもしれないが、これが何とも素晴らしいマッチングで、ちょっと泣きそうになってしまった。

あっという間の90分。デビューから10年間の軌跡がギュッと凝縮された、観ごたえのある濃密なライヴだった。美しい進化を遂げ続けてきたアヴリル・ラヴィーンが、次にどういう姿で日本に戻ってきてくれるのか、早くも楽しみで仕方がない。
TEXT:鈴木宏和
Photo:古溪一道
今回の来日公演では、東京を皮切りに、2/6名古屋、福岡(7日)、大阪(9日)と日本中を席巻する。
<THE BLACK STAR TOUR>
2012年2月6日(月)日本ガイシホール
2012年2月8日(水)マリンメッセ福岡
2012年2月9日(木)大阪城ホール
[問]CREATIVEMAN 03-3462-6969
http://www.creativeman.co.jp/artist/2011/05avril/
『グッバイ・ララバイ 来日記念スペシャル・エディション』
日本独自企画/初回限定CD+DVD
SICP-3360~1 ¥2,940(税込)
※大ヒット・シングル「ワット・ザ・ヘル」のカラオケ含むボーナス・トラック3曲収録
※ミュージック・ビデオやライヴ・パフォーマンス映像など約67分の大満足ボーナスDVD付
※2012年カレンダー封入
◆アヴリル・ラヴィーン・オフィシャルサイト
◆アヴリル・ラヴィーン・オフィシャルブログ
◆アヴリル・ラヴィーン・オフィシャルサイト(海外)
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