YOSHIKI、ゴールデン・グローブ賞テーマ曲を制作
去る2011年11月13日に「ハリウッドで非常に大きなオファーがYOSHIKIに来ている」旨を速報にてお伝えしていたところだが、世界的な規模を誇ると漏れ伝わっていたその内容が明らかとなった。なんと、2012年度ゴールデン・グローブ賞授賞式の全世界共通テーマ曲をYOSHIKIが作曲したという。
◆YOSHIKI画像
50年以上に及ぶゴールデン・グローブ賞の歴史において、これまで特にテーマ曲のようなものが存在したことはなかった。今期においてもテーマ曲を求めるような動きもなかったのが真実なのだが、ふとした出会いの中から他の誰でもなく“YOSHIKIの存在”自体が、テーマ曲の誕生を呼び起こしたのだという。以下が、いきさつを語るインタビューだ。
YOSHIKIがテーマ曲を制作したというこのニュースは、ハリウッド外国人記者協会(Hollywood Foreign Press Association、以下HFPA)のアイダ・タクラ・オ・ライリー会長とディック・クラーク・プロダクションのテレビ部門バリー・アデルマン副社長により発表となった。
オ・ライリー会長は、「YOSHIKIさんは世界的に著名なミュージシャンで、はかり知れない才能と多様性を持つ作曲家であるのみならず、映画やテレビに楽曲を提供してきたスーパースターでもあります。国際的にクリエイティブな分野で功績を残してきた人々を選択し、その功を称賛する役割を果たしてきたHFPAは、グローバルアーティストかつ偉大なるミュージシャンであるYOSHIKIさんにゴールデン・グローブ賞のテーマ曲を作曲していただけることをこの上なく喜ばしく思っています。」とメッセージを発した。
また、アデルマン副社長は、「YOSHIKIさんの音楽を第69回ゴールデン・グローブ賞で流すことをとても楽しみにしています。」と、その喜びと興奮をコメントしている。
YOSHIKIは2011年度のゴールデン・グローブ賞授賞式に出席しており、「ゴールデン・グローブ賞は超一流の権威ある式典である一方、エッジの効いたものでもあります。そして僕はクラシック・ピアニストであり、ロック・ドラマーでもあります。ですから、美しく、かつエッジの効いた曲を創ることは自然の流れでした。」と、作品への手応えを伝えている。
◆ ◆ ◆
オ・ライリー会長:YOSHIKIさんとは会合の席で隣同士になり、お話したのが最初の出会いです。「あなたが天皇陛下のために曲を書き、万博のテーマ曲も書いたのね」と誰かが言いました。「あらそうなの?それじゃ、HFPAにも曲を書いて下さらない?」と訊いたら、彼は「喜んで」と言ってくれたんです。
YOSHIKI:そうですね、嬉しかったです。
オ・ライリー会長:そうして歴史が始まったんです。
YOSHIKI:とても光栄なことです。正直、今でも信じられません。作曲中何度も、ああ、ゴールデン・グローブ賞の曲を書いているんだ!ワーォ!という気持ちでした。今でも朝起きて、ゴールデン・グローブ賞の曲を書いているんだと確認する自分がいます。本当に光栄です。
オ・ライリー会長:YOSHIKIさんはご存知の通り、多彩な才能に恵まれた方です。サンディエゴのコミックコンベンションでスタン・リーとミーティングをした時、スタンがYOSHIKIさんのことをロックスターでクラシックアーティストでもあると言うので、彼の映像を見せてとお願いしたんです。それがあまりに感動的でした。その時、彼の才能はゴールデン・グローブを斬新で格別なものにしてくれると思ったんです。国際的な外国人記者協会がプロデュースするゴールデングローブ賞のテーマ曲を日本のロックスターにお願いすることはとても喜ばしいことでした。
YOSHIKI:この曲は美しくありながらキャッチーな曲です。メロディは癖になるというか、心に残ると思います。
オ・ライリー会長:その通りです。2回も聴けば、もう頭の中から離れません、とても気に入っています。
オ・ライリー会長:かなり前ですが、授賞式のはじまりに有名な歌手に曲を歌わせることもありました。ただそれはノミネートされた映画の曲でしたから、毎回違う曲だったんです。ですから今回のような正式なテーマ曲は初めてだと思います。聴けばすぐにゴールデングローブの曲だとわかる曲になりますから、頻繁に使われることとなります。様々な場面で使わせていただくうちに、ゴールデングローブ・ブランドを象徴する曲になることでしょう。YOSHIKIさんのテーマ曲はゴールデングローブ賞を代表する曲となります。オープニングはもちろん、授賞式の間何度も流れます。おそらく将来的に外国人記者協会の様々なイベントでもつかわせていただくことになります。
YOSHIKI:私はロックスターですが、クラシックもやります。私の広い音楽のレンジをHFPAの皆さんにご理解いただいたことは光栄です。私は日本出身ですが、HFPAは世界中からの皆さんで構成されていて、とても国際色豊かです。HFPAの皆さんは私のような海外のアーティストに、米国で最も権威のある授賞式のひとつに関わる機会をつくってくれました。
オ・ライリー会長:もともとゴールデングローブのテーマ曲という考えは私達の頭の中にありませんでしたが、彼と出会った時直感がよぎったのです。ですから彼が私たちをインスパイアしたのです。そして彼にお願いしました。誰かをさがしていたわけではないのです。彼自身の魅力がゴールデングローブの正式なテーマ曲を生んだことにつながった訳です。
アデルマン副社長:初めてテーマ曲を耳にしたとき、とても興奮しました。なぜなら求めていた要素がたくさんつまっていたからです。ハリウッドのエレガンスを捉えていて、まさにゴールデングローブそのものでありながらYOSHIKIさんが得意とすることが見事に反映されています。ロックミュージシャンであるゆえ、エッジがあるからでしょう。そのようなダブルの才能が垣間見え、とても完成度の高い作品です。
YOSHIKI:プロセスをとても楽しむことができました。自分のバンドの曲を作るときはいつも自分がボスですから、思い通りに作曲できますが、今回はチャレンジでした。TV向けの曲のテンポに関してもたくさん学ぶことができました。ゴールデングローブ賞はとても名誉のある式典でありながら華やかな雰囲気を兼ね備えています。僕も去年出席させていただきました。その華やかさにエッジを効かせ、作曲のプロセス全体を非常に楽しみながら作らせていただきました。
◆ ◆ ◆
2012年度のゴールデン・グローブ賞授賞式の様子は、2012年1月15日(日)NBCにより全米で生中継、また世界においては160カ国で放映となる。米国のプレイベント中継はPST(太平洋時刻)午後4時5時、本番中継は午後8時~11時、ビバリー・ヒルズのビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催され、リッキー・ジェルヴェイが司会を務める。2011年度のゴールデン・グローブ賞授賞式は2007年以来最も多い1700万人の視聴者を獲得している。
◆X JAPANオフィシャルサイト
◆YOSHIKIオフィシャルサイト
◆YOSHIKI オフィシャルツイッター
◆特設チャンネル X JAPAN Channel“amaging history in the world”
◆ゴールデン・グローブ・報道ページ
◆ゴールデン・グローブ・サイト
◆YOSHIKI画像
50年以上に及ぶゴールデン・グローブ賞の歴史において、これまで特にテーマ曲のようなものが存在したことはなかった。今期においてもテーマ曲を求めるような動きもなかったのが真実なのだが、ふとした出会いの中から他の誰でもなく“YOSHIKIの存在”自体が、テーマ曲の誕生を呼び起こしたのだという。以下が、いきさつを語るインタビューだ。
YOSHIKIがテーマ曲を制作したというこのニュースは、ハリウッド外国人記者協会(Hollywood Foreign Press Association、以下HFPA)のアイダ・タクラ・オ・ライリー会長とディック・クラーク・プロダクションのテレビ部門バリー・アデルマン副社長により発表となった。
オ・ライリー会長は、「YOSHIKIさんは世界的に著名なミュージシャンで、はかり知れない才能と多様性を持つ作曲家であるのみならず、映画やテレビに楽曲を提供してきたスーパースターでもあります。国際的にクリエイティブな分野で功績を残してきた人々を選択し、その功を称賛する役割を果たしてきたHFPAは、グローバルアーティストかつ偉大なるミュージシャンであるYOSHIKIさんにゴールデン・グローブ賞のテーマ曲を作曲していただけることをこの上なく喜ばしく思っています。」とメッセージを発した。
また、アデルマン副社長は、「YOSHIKIさんの音楽を第69回ゴールデン・グローブ賞で流すことをとても楽しみにしています。」と、その喜びと興奮をコメントしている。
YOSHIKIは2011年度のゴールデン・グローブ賞授賞式に出席しており、「ゴールデン・グローブ賞は超一流の権威ある式典である一方、エッジの効いたものでもあります。そして僕はクラシック・ピアニストであり、ロック・ドラマーでもあります。ですから、美しく、かつエッジの効いた曲を創ることは自然の流れでした。」と、作品への手応えを伝えている。
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オ・ライリー会長:YOSHIKIさんとは会合の席で隣同士になり、お話したのが最初の出会いです。「あなたが天皇陛下のために曲を書き、万博のテーマ曲も書いたのね」と誰かが言いました。「あらそうなの?それじゃ、HFPAにも曲を書いて下さらない?」と訊いたら、彼は「喜んで」と言ってくれたんです。
YOSHIKI:そうですね、嬉しかったです。
オ・ライリー会長:そうして歴史が始まったんです。
YOSHIKI:とても光栄なことです。正直、今でも信じられません。作曲中何度も、ああ、ゴールデン・グローブ賞の曲を書いているんだ!ワーォ!という気持ちでした。今でも朝起きて、ゴールデン・グローブ賞の曲を書いているんだと確認する自分がいます。本当に光栄です。
オ・ライリー会長:YOSHIKIさんはご存知の通り、多彩な才能に恵まれた方です。サンディエゴのコミックコンベンションでスタン・リーとミーティングをした時、スタンがYOSHIKIさんのことをロックスターでクラシックアーティストでもあると言うので、彼の映像を見せてとお願いしたんです。それがあまりに感動的でした。その時、彼の才能はゴールデン・グローブを斬新で格別なものにしてくれると思ったんです。国際的な外国人記者協会がプロデュースするゴールデングローブ賞のテーマ曲を日本のロックスターにお願いすることはとても喜ばしいことでした。
YOSHIKI:この曲は美しくありながらキャッチーな曲です。メロディは癖になるというか、心に残ると思います。
オ・ライリー会長:その通りです。2回も聴けば、もう頭の中から離れません、とても気に入っています。
オ・ライリー会長:かなり前ですが、授賞式のはじまりに有名な歌手に曲を歌わせることもありました。ただそれはノミネートされた映画の曲でしたから、毎回違う曲だったんです。ですから今回のような正式なテーマ曲は初めてだと思います。聴けばすぐにゴールデングローブの曲だとわかる曲になりますから、頻繁に使われることとなります。様々な場面で使わせていただくうちに、ゴールデングローブ・ブランドを象徴する曲になることでしょう。YOSHIKIさんのテーマ曲はゴールデングローブ賞を代表する曲となります。オープニングはもちろん、授賞式の間何度も流れます。おそらく将来的に外国人記者協会の様々なイベントでもつかわせていただくことになります。
YOSHIKI:私はロックスターですが、クラシックもやります。私の広い音楽のレンジをHFPAの皆さんにご理解いただいたことは光栄です。私は日本出身ですが、HFPAは世界中からの皆さんで構成されていて、とても国際色豊かです。HFPAの皆さんは私のような海外のアーティストに、米国で最も権威のある授賞式のひとつに関わる機会をつくってくれました。
オ・ライリー会長:もともとゴールデングローブのテーマ曲という考えは私達の頭の中にありませんでしたが、彼と出会った時直感がよぎったのです。ですから彼が私たちをインスパイアしたのです。そして彼にお願いしました。誰かをさがしていたわけではないのです。彼自身の魅力がゴールデングローブの正式なテーマ曲を生んだことにつながった訳です。
アデルマン副社長:初めてテーマ曲を耳にしたとき、とても興奮しました。なぜなら求めていた要素がたくさんつまっていたからです。ハリウッドのエレガンスを捉えていて、まさにゴールデングローブそのものでありながらYOSHIKIさんが得意とすることが見事に反映されています。ロックミュージシャンであるゆえ、エッジがあるからでしょう。そのようなダブルの才能が垣間見え、とても完成度の高い作品です。
YOSHIKI:プロセスをとても楽しむことができました。自分のバンドの曲を作るときはいつも自分がボスですから、思い通りに作曲できますが、今回はチャレンジでした。TV向けの曲のテンポに関してもたくさん学ぶことができました。ゴールデングローブ賞はとても名誉のある式典でありながら華やかな雰囲気を兼ね備えています。僕も去年出席させていただきました。その華やかさにエッジを効かせ、作曲のプロセス全体を非常に楽しみながら作らせていただきました。
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2012年度のゴールデン・グローブ賞授賞式の様子は、2012年1月15日(日)NBCにより全米で生中継、また世界においては160カ国で放映となる。米国のプレイベント中継はPST(太平洋時刻)午後4時5時、本番中継は午後8時~11時、ビバリー・ヒルズのビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催され、リッキー・ジェルヴェイが司会を務める。2011年度のゴールデン・グローブ賞授賞式は2007年以来最も多い1700万人の視聴者を獲得している。
◆X JAPANオフィシャルサイト
◆YOSHIKIオフィシャルサイト
◆YOSHIKI オフィシャルツイッター
◆特設チャンネル X JAPAN Channel“amaging history in the world”
◆ゴールデン・グローブ・報道ページ
◆ゴールデン・グローブ・サイト
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