高中正義、往年のギターキッズ感涙のサプライズ満載公演


◆高中正義画像
1曲目にYAMAHA SG-2000 BLUEで演奏したのは、なんと「BLUE RAGOON」だった。通常はコンサートの終盤にプレイされる高中正義の代表曲だが、よもやのオープニングに1曲目から総立ち。続く「パラレル・ターン」では、自らボーカルを披露。この曲を演ることだけでもレアなのに、ステージで歌う事はほとんど無い高中正義のまさかのパフォーマンスに、集まった3800人のコアなファンすら度肝を抜かれた。

後半はフュージョン・ファンお待ちかねのゲスト・コーナー。まずはサディスティックス時代の盟友、後藤次利の登場。まだ大阪公演を控えてるので曲目の詳細は省くが、後藤次利と高中正義と言えば…の楽曲をガッチリ競演。

この日、会場に集まったファンは40代後半から50代が中心で、その9割が男性客だ。2時間30分の長丁場で演奏された全20曲のほとんどが1970~1980年代の曲となった。つまり、この日の観客がティーンエイジャーだったりギター小僧だった頃の曲ばかりである。それぞれの40年を重ね合わせながら聴いた陶酔の時間を過ごした事であろう。

<高中正義 40周年記念最終章・カウントダウン公演>
2011年12月31日(土) 開場21:30/開演22:00
@大阪・森ノ宮ピロティホール
※出演ミュージシャン:高中正義(Guitar)、斉藤 ノヴ(Percussion)、岡沢 章(Bass)、宮崎 まさひろ(Drums)、小島良喜(Keyboard)、本間将人(Keyboards&Sax)、稲葉ナルヒ(Guitar)
◆高中正義オフィシャルサイト
◆ナラダ・マイケル・ウォルデン with 高中正義/BLUE NOTE TOKYOサイト
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