マイケル・ブーブレ、クリスマス・アルバムが2週目の全米のNo.1を獲得
最新の全米アルバム・チャートで、ポップ・シンガーのマイケル・ブーブレによるクリスマス・アルバムが週293,000枚の週間セールスを上げて先週に引き続きNo.1を獲得した。これにより同アルバムの累計セールス枚数は1,030,000枚を達成し、2011年に100万枚の売り上げを記録した7枚目の作品となった。
マイケル・ブーブレの強さが目立つ中、全体的には比較的動きが静かだった今週のアルバム・チャートで、初登場としては最も高ポジションとなる23位にチャート・インしたのは27,000枚を売り上げたトレイ・ソングスのEP『イネヴィタブル』だった。TOP 50の中で初登場を果たしたのは、このソングスの作品と18,000枚を売り上げて48位にランク・インしたホット・チリ・レイの『ホワットエヴァー』の2作品のみとなった。
チャート上位の顔ぶれに戻ると、1位のブーブレに続いて2位につけたのは144,000枚を売り上げたアデルの『21』で、先週の7位からジャンプ・アップ。ジャスティン・ビーバーのクリスマス・アルバム『アンダー・ザ・ミスルトゥ』も133,000枚のセールスで6位から3位へと大きく上昇した。ちなみに感謝祭の繁忙期を終えた翌週だったこともあり、週間売り上げが10万枚を越えたのは、これらTOP 3の3作品だけとなった。昨年の同じ週では、10万枚を越えるセールス作品は8アルバムあり、TOP 50圏内に初登場した作品は7つ(そのうち2作品はTOP 10圏内)あった。
以下、4位には先週と変らずドレイクの『テイク・ケア』、5位には2位から後退したニッケルバックの『ヒア・アンド・ナウ』、6位には5位から後退したメアリー・J.ブライジの『マイ・ライフII・・・ザ・ジャーニー・コンティニューズ、アクトI』、7位には3位から後退したリアーナの『トーク・ザット・トーク』、8位には14位から上昇したアンドレア・ボチェッリの『コンチェルト』、9位には13位からTOP 10圏内に返り咲いたコンピレーション・アルバム『NOW 40』、そして10位には22位から大きく上昇したレディ・アンテベラムの『オウン・ザ・ナイト』が続いた。
◆ニュース提供:ビルボード
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