アンダーワールド、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督に就任
ロンドンオリンピック・パラリンピック組織委員会(LOCOG)から、アンダーワールドが、2012年ロンドンオリンピック開会式の音楽監督を務めることが発表された。また、これにより2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックのセレモニーを指揮するシニア・クリエイティヴ・チームの面々がすべて揃ったことも明らかとなった。
アンダーワールドは、開会式で芸術監督を務めるダニー・ボイルと協力し、2012年7月27日に行われる3時間に及ぶ開会式の音楽を担うことになる。アンダーワールドとダニー・ボイルは、ダニー・ボイルが監督を務めた映画『トレインスポッティング』にアンダーワールドの楽曲「Born Slippy」を起用してから、これまで長年に渡って様々なコラボレーションを行ってきている。15年以上の間に3人は深い信頼関係を築き、ダニー・ボイルによるSF映画『サンシャイン2057』にアンダーワールドの2人が「A Life Less Ordinary」「The Beach」を提供した他、サウンドトラックを共同で制作。また2010年には、各方面から絶賛された王立国立劇場制作舞台『フランケンシュタイン』でも再び共同制作を行っている。
「オリンピック開会式の音楽監督に就任したアンダーワールドは、式を実行するイギリスのクリエイティヴ・チームというパズルを完成するための最後のピースだった。彼らとの仕事が興味深いのは、彼らのテイストが、皆さんが想像するより遥かに幅広いということにある。『フランケンシュタイン』を通して、過去に映画で仕事したときより、私たちはさらに幅広いアプローチに挑戦することが可能だということを目の当たりにできた」──ダニー・ボイル
「王立国立劇場で上演された『フランケンシュタイン』のプロジェクトは、まったく新しい環境で、作曲家として、音楽監督として自分たちの可能性を試す素晴らしい機会だった。ダニーからは、音楽含めサウンド全般を担当してほしいと言われて、幅広い可能性の中で仕事できるようにサポートしてくれたんだ。古典文学に基づく作品を手がけるのは僕たちにとって大きな挑戦だったけど、結果的に、これまでで最も楽しめたプロジェクトになったよ」──リック・スミス
「僕たちはこの開会式に関して、映像だけではなく、音楽が人々の記憶に残るようにしたいと思っている。この仕事を依頼されたことはとても光栄だし、真摯に取り組むよ。これは今後二度とあるような話じゃないからね」──カール・ハイド
LOCOGは、セレモニーのために一流のクリエイティヴ・チームを編成し、万全を期している。2010年5月にスティーヴン・ダルドリー、マーク・フィッシャー、ハミッシュ・ハミルトン、キャサリン・アグゥが4つのセレモニーの総合プロデューサーに就任しており、ダニー・ボイルはオリンピック開会式の芸術監督に任命されている。2010年2月にはテイク・ザットのクリエイティヴ・ディレクターを務めるキム・ギャヴィンがオリンピック/パラリンピック閉会式の芸術監督に就任し、ステージ&コスチューム・デザイナーのエス・デヴリンと、ボンド映画の作曲家としても知られる音楽プロデューサー、デヴィッド・アーノルドもキム・ギャヴィンと共に閉会式の制作に参加することが決定している。そして2011年6月には大英帝国勲章の受賞経歴を持つジェニー・シーレイとブラッドレイ・ヘミングスが、開会式の芸術監督に就任している。
なお、アンダーワールドは、1992年から2012年までの彼らを凝縮したベスト盤2種『ア・コレクション』と『1992-2012 ジ・アンソロジー』をそれぞれ12月10日と12月28日にリリースする。
『ア・コレクション』
2011年12月10日発売
1CD ¥1,650
全16曲収録。UK D'n'Bの達人ハイ・コントラストとNo1.DJの称号をもつティエストとの最新コラボ・トラックを始め、アンビエント・ミュージックの巨匠ブライアン・イーノとの共作や、名作「Cowgirl」のライヴ・ヴァージョンの他、2011年エディットと題したニュー・ヴァージョンも収録。
『1992-2012 ジ・アンソロジー』
2011年12月28日発売
3CD ¥2,475
3枚組のヴォリュームで全25曲を収録。「Born Slippy」や「Rez」といった往年のヒット・チューンから、最新シングル「Scribble」まで人気曲を多数収録、彼らのデビュー・シングルや、変名プロジェクトのレア・トラックまでをも完全網羅。
◆アンダーワールド・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
アンダーワールドは、開会式で芸術監督を務めるダニー・ボイルと協力し、2012年7月27日に行われる3時間に及ぶ開会式の音楽を担うことになる。アンダーワールドとダニー・ボイルは、ダニー・ボイルが監督を務めた映画『トレインスポッティング』にアンダーワールドの楽曲「Born Slippy」を起用してから、これまで長年に渡って様々なコラボレーションを行ってきている。15年以上の間に3人は深い信頼関係を築き、ダニー・ボイルによるSF映画『サンシャイン2057』にアンダーワールドの2人が「A Life Less Ordinary」「The Beach」を提供した他、サウンドトラックを共同で制作。また2010年には、各方面から絶賛された王立国立劇場制作舞台『フランケンシュタイン』でも再び共同制作を行っている。
「オリンピック開会式の音楽監督に就任したアンダーワールドは、式を実行するイギリスのクリエイティヴ・チームというパズルを完成するための最後のピースだった。彼らとの仕事が興味深いのは、彼らのテイストが、皆さんが想像するより遥かに幅広いということにある。『フランケンシュタイン』を通して、過去に映画で仕事したときより、私たちはさらに幅広いアプローチに挑戦することが可能だということを目の当たりにできた」──ダニー・ボイル
「王立国立劇場で上演された『フランケンシュタイン』のプロジェクトは、まったく新しい環境で、作曲家として、音楽監督として自分たちの可能性を試す素晴らしい機会だった。ダニーからは、音楽含めサウンド全般を担当してほしいと言われて、幅広い可能性の中で仕事できるようにサポートしてくれたんだ。古典文学に基づく作品を手がけるのは僕たちにとって大きな挑戦だったけど、結果的に、これまでで最も楽しめたプロジェクトになったよ」──リック・スミス
「僕たちはこの開会式に関して、映像だけではなく、音楽が人々の記憶に残るようにしたいと思っている。この仕事を依頼されたことはとても光栄だし、真摯に取り組むよ。これは今後二度とあるような話じゃないからね」──カール・ハイド
LOCOGは、セレモニーのために一流のクリエイティヴ・チームを編成し、万全を期している。2010年5月にスティーヴン・ダルドリー、マーク・フィッシャー、ハミッシュ・ハミルトン、キャサリン・アグゥが4つのセレモニーの総合プロデューサーに就任しており、ダニー・ボイルはオリンピック開会式の芸術監督に任命されている。2010年2月にはテイク・ザットのクリエイティヴ・ディレクターを務めるキム・ギャヴィンがオリンピック/パラリンピック閉会式の芸術監督に就任し、ステージ&コスチューム・デザイナーのエス・デヴリンと、ボンド映画の作曲家としても知られる音楽プロデューサー、デヴィッド・アーノルドもキム・ギャヴィンと共に閉会式の制作に参加することが決定している。そして2011年6月には大英帝国勲章の受賞経歴を持つジェニー・シーレイとブラッドレイ・ヘミングスが、開会式の芸術監督に就任している。
なお、アンダーワールドは、1992年から2012年までの彼らを凝縮したベスト盤2種『ア・コレクション』と『1992-2012 ジ・アンソロジー』をそれぞれ12月10日と12月28日にリリースする。
『ア・コレクション』
2011年12月10日発売
1CD ¥1,650
全16曲収録。UK D'n'Bの達人ハイ・コントラストとNo1.DJの称号をもつティエストとの最新コラボ・トラックを始め、アンビエント・ミュージックの巨匠ブライアン・イーノとの共作や、名作「Cowgirl」のライヴ・ヴァージョンの他、2011年エディットと題したニュー・ヴァージョンも収録。
『1992-2012 ジ・アンソロジー』
2011年12月28日発売
3CD ¥2,475
3枚組のヴォリュームで全25曲を収録。「Born Slippy」や「Rez」といった往年のヒット・チューンから、最新シングル「Scribble」まで人気曲を多数収録、彼らのデビュー・シングルや、変名プロジェクトのレア・トラックまでをも完全網羅。
◆アンダーワールド・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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