ハロー!プロジェクト モベキマス、全国で2万人動員イベント。東京会場はももち「許してニャン」危機勃発
10月29日に全国5カ所で一斉に開催された、ハロー!プロジェクト モベキマス「ブスにならない哲学」(11月16日リリース)の販促キャンペーン。東京会場では、モーニング娘。10期メンバーが初イベントおよび初握手会を経験した。
◆ハロー!プロジェクト モベキマス画像@2011.10.29 ラクーアガーデンステージ
℃-uteの矢島舞美は札幌会場に、そして真野恵里菜は舞台のために本イベント不参加と、ハロー!プロジェクトが誇る二大“雨女”不在となった東京は、雲ひとつない晴天。会場となったラクーアガーデンステージには、この日、のべ7500人のファンが集まった。
東京を任されたモベキマスのメンバーは、現在、バラエティー番組などで大ブレイク中の“ももち”ことBerryz工房の嗣永桃子を筆頭に、℃-uteの鈴木愛理、モーニング娘。の譜久村聖、鈴木香音と、9月29日に加入したばかりの10期メンバーから飯窪春菜、石田亜佑美、工藤遥の3人、さらにスマイレージから、こちらも先日正式メンバー入りした竹内朱莉、勝田里奈、田村芽実の総勢10名。
オープニングから、ひとりだけピンクのメイド服を着てステージに登場したのは嗣永桃子。「もうすぐハロウィンだから。」という理由でメイド服であることを説明するも、ほかのメンバー、オーディエンスは、そんな冒頭から飛ばしてくる嗣永に思わず苦笑い。「ほんっとに(曲に)いくのね?」と、Buono!の活動を通して、嗣永の扱いには慣れているはずの鈴木愛理ですら困惑の色を隠せないまま、“やるといったらやる女”ももちは強力なリーダーシップを発揮。工藤遥の「嗣永さん、後悔しませんか?」という後輩からの助け舟も振り切って、早速、11月16日リリースの「ブスにならない哲学」を披露する。
この日、イベント(および握手会)に初参加したのが、モーニング娘。10期メンバー。歌のパフォーマンスが終わって嗣永から感想を求められると、工藤遥は、「1回目の公演よりは落ち着いたんですけど、少し緊張するので、3回目はもっとリラックスしてできたらいいなと思います。」と、次の公演への意気込みを口にする(この日は計3回公演)。また、石田亜佑美は、「太陽が移動して、ステージが暗くなったんですけど、1回目以上にみなさんが盛り上がってくれているので嬉しい。」と、飯窪春菜は、「最初は肌寒かったんですけど、みなさんの声援もあって、踊ったらすごく暑くなったので、このまま夜になっても熱く頑張りたい。」と、それぞれコメントした。
さらに口を開いたのは、スマイレージの竹内朱莉。「歌ったことがないパートを今日歌えてすごい嬉しかったんですけど、ひとりだけ“ふざけている人”がいて、それだけ残念。」と、メイド服の嗣永批判を展開。そんな“デキる後輩からの振り”を受けて、いよいよ嗣永が流行語大賞を狙っているという、必殺の“許してニャン”を炸裂させる……と、思いきや、いきなり鈴木愛理が嗣永の“許してニャン”に自分の発言をかぶせてきて、まさかの失敗。ステージとオーディエンスが爆笑する中、嗣永は素で驚き、そしてパニック。再び竹内朱莉の振りからやり直して、今度は見事に「許してニャン♪」と披露することができ、とても満足そうなももちであった。
しかしながら、嗣永桃子の受難はまだまだ続く。スマイレージ・田村芽実からの「嗣永さんは、そういうキャラはいつまで続けようと思ってるんですかね?」といった質問も飛び出し、「ももちのこれは、キャラじゃなくて生まれ持った私のよさなの。」と、ひとり力説していた「先輩に質問」コーナー。モーニング娘。鈴木香音からの「モノマネを見せてほしい」というリクエストに、「ズッキは得意なモノマネとかあるの?」と、上手く振り返した嗣永。ところが、鈴木が嗣永のモノマネとして“許してニャン”を鈴木香音らしく元気に披露したところ、これが集まったオーディエンスから大好評。予想外だったこの反応に嗣永は、「若い子に“ニャン”を取られるのだけは嫌なんだ! ほんとに!」と、ショックを受けていたようだ。
ハロー!プロジェクト モベキマスの全国キャンペーンは、この日、札幌、東京、東海、関西、福岡の各エリアで開催。全会場合わせて約2万人を動員した。また、11月23日には、よみうりランドEASTにて<ハロー!プロジェクト モベキマス Single「ブスにならない哲学」発売記念イベント>を開催する。
text and photo by ytsuji a.k.a. 編集部(つ)
◆ハロー!プロジェクト
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