X JAPAN、情熱の国ブラジル・サンパウロは号泣ファン続出

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9月11日(日)(ブラジル現地時間)、サンパウロ「HSBC Brasil」にて、X JAPAN南米ツアー2公演目が行われた。やはりブラジルのロック熱は熱かった。サンパウロでもファンは会場前からビルの周りに長い列をなし、徹夜ファンが続出となった。

◆X JAPAN@サンパウロ「HSBC Brasil」画像

開場を長時間待つファンを気遣ったYOSHIKIは、ブラジルでは有名な飲み物グアラナを配るという気遣いを見せた。あまりに嬉しいサプライズに泣き出すファンも出てきたが、YOSHIKIが長い列をなすファンに差し入れをするのはこれが初めてのことではない。北米ツアー最終公演では、先着順で入場するために3日前から客が列を作ってしまい、その事実を知ったYOSHIKIは行列のファンにピザ200枚をふるまっている。

チリ・サンティアゴ公演でダイブをした際には、興奮したファンから髪の毛を引きちぎられ、頭から出血するという、身体中にも複数の傷を負ったYOSHIKIだが、ライブ前、地元メディアの記者にチリ公演の傷のことをきかれると、YOSHIKIは「南米で入れたタトゥみたいなもの」と気のきいたコメントで場を和ませた。さすがにブラジル・サンパウロ公演でのダイブは躊躇したようだが、ブラジルが見せた号泣するファンが続出する異様なほどの盛り上がりに、気付けばYOSHIKIは3回ダイブ。新たに10カ所以上の傷を身体に負ってしまったようだが、興奮のため本人はあまり痛みは感じていなかったようだ。

サンパウロ「HSBC Brasil」での公演では、演奏中にブラジル国旗の風船が会場いっぱいに浮かぶという、ファンからのサプライズが用意されていた。YOSHIKIはポルトガル語で「今日はショーに来てくれてありがとう。みんな大好きだよ」と挨拶。演目最後の「Art of Life」では会場全体が大合唱が巻き起こり、興奮冷めやらないファンたちは、自分たちの身につけているものを次々にステージへ投げるというブラジルファンならではの愛情表現に、XJAPANも笑顔でカーテンコールを迎えた。

ブラジル公演もはちきれんばかりのオーディエンスの歓迎を受け、南米ツアーの2公演目も大成功に終わった。次の公演は9月14日アルゼンチン・ブエノスアイレスとなる。バンドメンバーは既に現地入りしており、YOSHIKIは身体の治療に専念、他のメンバーも次の公演のためにコンディションを整えている。地球の裏側でX JAPANは、深き軌跡を刻み込んでいる。

なお、10月26日にリリースされるX JAPANのライブDVD『THE LAST LIVE 完全版』の中からセレクトされた3曲が、着うた(R)、着うたフル(R)、ビデオとして、9月14日よりmu-moにて3週連続独占先行配信されることとなった。

<南米ツアー@サンパウロ「HSBC Brasil」2011年9月11日>
1.JADE
2.Rusty Nail
3.Silent Jealousy
4.DRAIN
5.紅
6.Born To Be Free
7.I.V.
8.X
ENCORE
※forever love
9.ENDLESS RAIN
10.ART OF LIFE

<X JAPAN南米ツアー>
9月9日(金)Teatro Caupolican, Santiago, Chile
9月11日(日)HSBC Brasil, Sao Paulo, Brasil
9月14日(水)Teatro Colegiales, Buenos Aires, Argentina
9月16日(金)Scencia Hall, Lima, Peru
9月18日(日)Circo Volador, Mexico City, Mexico

<X JAPANアジアツアー>
10月28日(金)ソウル(Olympic Park Gymnastics Stadium)
10月30日(日)上海(Shanghai Grand Stage)
11月2日(水)北京(MasterCard Center)
11月4日(金)香港(Asia World Expo)
11月6日(日)台北(TWTC Nangang Exhibition Hall)
11月8日(火)バンコク(Impact Arena)

◆X JAPANオフィシャルサイト
◆YOSHIKI オフィシャルツイッター
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