サカナクション・山口一郎、9月8日の中日vs読売戦に登板決定
7月20日にリリースされた新曲「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」がオリコンウィークリーチャート8位を記録したサカナクションから、ヴォーカルを務める山口一郎のニュースが飛び込んできた。9月8日にナゴヤドームで行なわれる中日ドラゴンズvs読売ジャイアンツ戦のマウンドに立つのだ。
◆サカナクションの画像
元々、山口一郎は父親の故郷である岐阜で幼少期を過ごしたこともあり、根っからの中日ドラゴンズファン。名古屋キャンペーン時には、自身のCDやライヴの告知だけでなく、時に中日ドラゴンズの今後の展望や期待の若手など、ある種、プチ評論家なみに持論を展開することもあるほど。
そんな彼が、2011年6月20日にZepp Nagoyaで行なわれたライヴ中には、自らのドラゴンズ愛を爆発させた。MCでファンに「声を合わせて下さい」と懇願。「中日ドラゴンズの関係者の皆さま、サカナクションをドラゴンズ戦の始球式で投げさせて下さい!」と1700人の満員のオーディエンスにコールしてもらったのだ。この話を伝え聞いた球団関係者が、山口の懇願を快諾し、山口一郎の誕生日である9月8日の始球式の登板が決定した。
「物心ついた頃から応援している中日ドラゴンズ。そのチームの始球式でボールを投げる、という子供の頃から憧れていた夢が実現しました。しかも自分の誕生日にこのような大舞台を与えてくださった中日ドラゴンズ球団および関係者の皆様には本当に感謝しております。マウンドに立った時の感動を今すぐにでも味わいたい、と今からワクワクすると共に、身の引き締まる思いです。音楽同様、気持ちを込めて全力投球させて頂く所存です。」── 山口一郎(サカナクション)
9月8日、きっと山口は「燃えよドラゴンズ!」を心のBGMとして鳴らしながら、ナゴヤドームのマウンドに立つ。
ところで、サカナクションは現在、9月28日発売のニューアルバム『DocumentaLy』を制作中だ。現在の揺れ動く音楽シーン、音楽マーケットに対して、強い危機意識を感じている山口一郎。あえてサカナクションの音楽を作り出す裏側をすべてさらけ出し、リスナーと音楽を作ることの苦しみと喜び、感動を共有する。そして音楽を作る営みの尊さをリスナーに知ってもらう。それこそが音楽の復権、音楽を取り戻すことにつながる。そんな山口の信念から、今回のアルバムタイトル“ドキュメンタリー”が打ち出された。
【始球式 詳細】
日時:2011年9月8日(木) 18:00試合開始
試合:中日ドラゴンズ×読売ジャイアンツ
場所:ナゴヤドーム
◆サカナクション オフィシャルサイト
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