「いつまでも丈夫な小指でいられますように」ほか、メンバーの願いも披露されたBerryz工房の七夕ライヴ

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Berryz工房の7人にとって、2011年はデビューしてちょうど7周年。そんな年の7月7日。“7”が並ぶラッキーなこの日に<Berryz工房 七夕スッペシャルライブ ★777★>と題した一夜限りのライヴが横浜BLITZにて開催された。

◆Berryz工房 画像@<Berryz工房 七夕スッペシャルライブ ★777★>

短冊の掛った笹が飾られたステージ。1曲目に流れだしたのは、アコギのストロークが印象的な「蝉」だった。夏焼 雅を先頭に、浴衣をアレンジした色とりどりの衣装でメンバーがひとりずつ登場する(ちなみに、それぞれ頭に大きな花の髪飾りを付けているが、当然ながら、嗣永桃子だけはティアラである)。「蝉」は、一年、また一年とBerryz工房が成長していくにつれて、少しの切なさとともに魅力が増していく。そんな楽曲だ。

そして立て続けに、「マジ夏すぎる」「夏わかめ」など、Berryz工房の夏ナンバーなどをパフォーマンス。「みなさん一緒に、夏を満喫しましょう!」とキャプテン・清水佐紀が呼びかける頃には、夏の暑さに負けないほどの熱気が会場を包み込んでいた。

その後も「BOMB BOMB JUMP」や「女子会The Night」など艶やかに会場をアゲると、今度はしっとりムードで「夏 Remember you」。それはまるで、様々な夏の情景を丁寧にワンシーンずつ切り取っているかのように見えた。

ライヴも終盤に差し掛かると、この日限定の「スッペシャル織り姫メドレー」がスタート。ロマンチックな演出およびアレンジでの童謡「たなばたさま」から始まり、「愛のスキスキ指数 上昇中」「パッション E-CHA E-CHA」「マジ グッドチャンス サマー」「付き合ってるのに片思い」といった元気のいいナンバーや、懐かしいナンバーで構成された夏らしいメドレーを展開した。

また、ライヴでは、メンバーそれぞれ願い事を発表して短冊を笹に飾るコーナーも設けられた。「いつまでも丈夫な小指でいられますように」と、自分の願いを綴ったピンクの短冊を、トレードマークともいえる小指を立てながら読み上げる桃子。一方、菅谷梨沙子の「みんなが幸せでいられますように」という願いを聞いて、オーディエンスからは歓声が上がる。雅ちゃんは、「こゆビームなんかより、みやビームが流行りますように!」と、桃子への対抗心を燃やすお茶目っぷり。これには横にいた梨沙子も思わず吹き出す。Berryz工房イチ汗の輝きが似合う(汗っかきな)熊井友理奈は「今年の夏、汗との勝負に負けたくない!」。徳永千奈美は「英語が話せるようになりたいです。そしてもっと勉強がしたいという気持ちが湧き出ますように。」と、ちょっと真面目な感じだ。2010年、初主演した映画『ライトノベルの楽しい書き方』が高い評価と話題を集めた須藤茉麻は、「ドラマや映画にもっともっと出演できますように。」と、10代ラストの1年を頑張ることを宣言して、清水は「今日のライヴが、みなさんの夏の思い出になりますように」と、キャプテンらしい願いを口にした。
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