YELLOW MAGIC ORCHESTRA、31年振りにアメリカ公演を開催


◆YMO画像
場内の照明が落とされメンバーがステージに登場するや、ウォーッという野太い大歓声が起きる。中心客層となるのはYMO原体験世代であった40~50代の男性で、「ファイアークラッカー」や「Behind The Mask」といった初期の楽曲が演奏されると怒濤のようなリアクションが渦巻く。演奏が終わる毎に「YUKIHORO-SAN!」「SAKAMOTO-SAN!」といった日本語のかけ声がかかり、驚いたのはサポートメンバーの小山田圭吾にまで「OYAMADA-SAN!」と呼びかけているところ。今もなお息づく現地でのYMO人気の高さを嫌が応にも見せてくれる。

終演後、会場での声を拾うと「懐かしい筈なのに新しく感じる!」「テクノからグルーヴィーなバンドに変わっていて驚いた!」と、31年前と比べ人力テクノ・ファンク・グループに大きく変貌を遂げた現在のYMOを、アメリカのファンも好意的に受け入れていた。
21時過ぎにスタートした公演はアンコールを含む全18曲を演奏。23時過ぎ(日本時間:28日15時過ぎ)に約2時間のステージが終了した。

<YMO@WAR FIELD/S.F.>
1.Improvisation
2.ファイアークラッカー / Firecracker
3.Behind The Mask
4.Riot in Lagos
5.The City of Light
6.Tokyo Town Pages
7.Lotus Love
8.Ongaku

10.灰色の段階 / Gradated Gray
11.体操 / Taiso
12.Tibetan Dance
13.Supreme Secret
14.千のナイフ / 1000Knives
15.コズミック・サーフィン / Cosmic Surfin
16.Rydeen
EN-01.Cue
EN-02.東風 /Tong Poo
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