アンダーグラフ、「サンザシ」シングルに麻生美代子が声の出演

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4月27日にリリースとなったアンダーグラフの最新アルバム『花天月地』、そのリード曲「サンザシ」が、リリースされる前からUSENチャートで急上昇する動きを見せていた。

◆「サンザシ Short Version」PV映像

USENに問い合わせが殺到しているというのだが、その理由のひとつは、オンエアーの前に必ず流れる「愛しています、今もずっと」という声にある。どこか聞き馴染みのある女性の台詞から始まる楽曲に、ふと耳をとめるというわけだ。

その声の主は、声優の麻生美代子。舞台女優であり声優でもある彼女の参加作品は、魔法使いサリー、ゲゲゲの鬼太郎から鋼の錬金術師、名探偵コナンまでまさに枚挙に暇がないが、もっとも長寿であり国民的なアニメでいえば、40年以上にわたって続投しているサザエさんの磯野フネであろうか。

この声の出演は、メンバー自ら積極的にラブコールを送り「ストーリーテラー」としての作品参加をオファーしたのだという。楽曲を聴いた麻生美代子は「今の人達も私達の世代も、大切な人を想う気持ちは変わらないものよ。いい曲ね」と参加を快諾。Vo真戸原直人は「麻生さんの世代に共感してもらえて、詞の世界に自信が持てました。肩の荷がおりた気分です」と安堵の笑顔を見せた。

ライブ会場限定シングル「サンザシ」には、この麻生美代子による朗読が特別収録されている。優しくも凛とした「お婆ちゃんの声」が『花天月地』のテーマにリアリティを持たせてくれたかのようだ。

アンダーグラフは現在全国ツアーを敢行中だが、名古屋公演では、真戸原が東日本大震災について、ファンの前で本音を語っている。

「被災地から離れた皆さんに伝えたいのは、被災地に「頑張れ」というメッセージを送ることじゃないという事。皆さんのひとりひとりの立場で、そのユビサキから出来る事をやりましょう。」

アンダーグラフは、4月30日に渋谷eggmanにて追加公演を行なう。

『花天月地』
4月27日リリース予定 /1800円(税込)
XQKJ-1001
1.時代
2.サンザシ
3.太陽維新
4.三日月の長雨
5.我忘レ和ルツ
6.最後の雪

「サンザシ」
2011年4月9日~
※ライブ会場限定シングル<live tour'11>会場にて販売/1100円(税込)
1.-prologue-
2.サンザシ(Single Version)
3.ハルヲミタ
4.サンザシ(INSTRUMENTAL)
5.-epilogue-
※このCDの売り上げから発生する、アンダーグラフに分配されるアーティスト印税の全ては「LOVE FOR NIPPON(http://www.lfn.jp/)」を通して「ジャパン・プラットフォーム」に寄付され「東北地方太平洋沖地震」の復興支援金として使われます。

<アンダーグラフ live tour '11 ~風光ル春の月夜に~>
2011年4月30(土)
@渋谷・eggman【追加公演】
Open/17:30 Start/18:00
4200円(税込/オールスタンディング/ドリンク代別)
[問]ソーゴー東京 03-3405-9999
http://www.sogotokyo.com/

◆アンダーグラフ・オフィシャルサイト
◆Acorn Recordsオフィシャルサイト
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