人気芸人がカラオケで対決<お笑いカラオケイベント in ヨシモト∞ホール>
3月5日、カラオケのDAM(第一興商)と吉本興業のお笑い芸人がタッグを組んだイベントが開催された。その名も<DAM presents お笑いカラオケパーティー in ヨシモト∞ホール>。吉本の人気芸人が一般の参加者を交えて、DAMのカラオケ最新機種「LIVE DAM」で遊ぼうという企画だ。
◆<お笑いカラオケイベント in ヨシモト∞ホール>~拡大写真~
会場は東京・渋谷のヨシモト∞ホール。観客は、DAMの名物企画<お宝ランキングバトル>にエントリーして選ばれたカラオケファン100組200名だ。お笑いライヴは初めてという人が多かったようだが、今回のMCを務めるバッドボーイズが登場し、その後フルーツポンチ、もう中学生、5GAP、エハラマサヒロ、あべこうじが迎え入れられると、次々に黄色い歓声が上がった。
イベントの前半はネタ合戦。トップバッターのフルーツポンチは村上のウザさ全開のコント、もう中学生はお馴染の段ボールの巨大紙芝居、5GAPは“ホワイト赤マン”と、それぞれTVでもおなじみのネタを展開。エハラマサヒロは、カラオケでよくある光景をネタにした“DAMあるある”で、楽屋裏の関係者を気にしながらDAMリモコンにツッコミを入れ、得意のモノマネで締めた。最後のあべこうじも漫談スタイル。舞台袖の騒音や客席最前列の子供の反応など、次々にハプニング見舞われながらも、それを即座に笑いに変えていった。
ネタの後は全員が再びステージに登場し、客席からの質問に応える“クジ引きトーク”が行なわれた。“今までの最高のギャラは?”“嫌いな芸人は?”など、ここでは書けないようなきわどい質問も飛び出し、ここでも相当な盛り上がりを見せる。
後半はいよいよ「LIVE DAM」を使ったカラオケの時間。エハラマサヒロチームとあべこうじチームに分かれ、DAMの採点機能を使って対決する“カラオケ紅白歌合戦”だ。
初戦は5GAPが猿岩石の「白い雲のように」、バッドボーイズ清人とフルーツポンチ亘がKinKi Kidsの「硝子の少年」で対戦。歌い終わるとすぐに採点が始まり、5GAPが86点、清人・亘組が82点を獲得した。今回使用した、LIVE DAMが誇る“精密採点DX”では、点数のほかにもビブラート、しゃくり、こぶし、安定感などのグラフや歌い方のアドバイスも表示される。これにはステージ上の芸人たちも、“これはすげぇ!”“こんなことまでわかるの”と驚きの声を上げた。
続いて、もう中学生とフルポン村上の対戦。もう中学生はいきものがかりの「ありがとう」をチョイス、意外にも伸びるハイトーンを披露したものの、サビが終わると普段のトークそのままのたどたどしさを露呈してしまい78点。これに対し、花*花の「さよなら大好きな人」を選んだ村上は、期待通りの出来。のっけからあり得ないほどの外しっぷりに、ステージ上の全員が一斉にずっこけて椅子から転げ落ちる。音程が合っているところがほとんどなかった村上だが、それでも64点をゲットした。
3回戦は、DAMのランキングバトル上位入賞者から選ばれた一般参加者の対戦だ。今回は女性同士の対戦で、あべチームが牧野綾子さんによる高橋真梨子「はがゆい唇」、エハラチームが大内あゆみさんによる広瀬香美「ゲレンデがとけるほど恋したい」を選択。ともにかなりの歌唱力を要求されるナンバーだったが、さすがに上位入賞者。二人とも本当にウマい。余裕ある歌いっぷりで、ともに90点台を叩き出した。
最後はあべこうじがシャ乱Q「シングルベッド」で無難に84点を獲得。対するエハラマサヒロは一青窈の「ハナミズキ」。かなり高レベルな歌いっぷりで86点。最終結果は339対322であべチームの勝利となった。これでカラオケパーティーは終了。爆笑の連続だった約2時間、みんなが本当にカラオケを楽しんでいることが伝わってくるイベントだった。
イベント終了後、エハラマサヒロとあべこうじにインタビューを敢行。最新機種での楽しみ方から、自らも音痴だったというあべこうじの上達の秘訣まで、カラオケにまつわる話を訊くことができた。
――カラオケは誰とどんなときに?あべこうじ(以下、あべ):僕はもういつでも。一人カラオケもよく行きますし。
エハラマサヒロ(以下、エハラ):僕も一人でも行きますし、モノマネ芸人さんと一緒に行って新しい歌を教え合ったりもします。
――この人はうまいな、と思った芸人さんは?
あべ:先輩方みんなうまいよねぇ。雨上がり決死隊の宮迫さんとか次長課長の河本さんとかすごい。
エハラ:めちゃめちゃウマいすね、宮迫さんなんかとくに。あとJOYね。
あべ:ああJOYうまいね。じゃあJOYに似たところでユージは?
エハラ:ユージさんは…普通っす。平均ちょい上くらい(笑)。
――逆に、この人の歌はちょっと、っていう人は?
あべ:そこまで下手ってのはあまりいないですねぇ。やっぱりフルポン村上は特別(笑)。
――カラオケに自信がない人にコツを教えるとしたら?
エハラ:たとえば村上とかだったら、ハジケるような曲でテンションで持って行けばなんとかなるかも。シャウト系の歌でわーっと行けば誤魔化せるんじゃないかな。
あべ:僕だってずっと音痴だったんですよ。でもどうしても歌いたい歌があって、一生懸命聴いてたら音が取れるようになった。よく聴いて練習すれば。あ、でも村上は救いようがないと思うけど(笑)。
――カラオケの最新機能も使う?
あべ:採点機能を使って罰ゲームをやったりすると盛り上がりますね。
エハラ:すごいのが、“ケータイMYカラオケ”といって、自分の歌を録音して携帯に送る機能があるんです。それでふざけた歌を着メロにして他人に送るっていうボケを(笑)。あと“完唱!歌いきりまショー!!”という機能で、下手だったら強制的に演奏が途中で切られるってのも面白いですね。
――次にこんなイベントがあったらどんな曲に挑戦したい?
あべ:僕は今日はしっとりと歌ったんで、次はもうすこしアップテンポでポップな、みんなが楽しくなるような曲で行きたいと思います。
エハラ:僕はモノマネでやろうかな。そのほうが声も安定したりするし。こういうイベントは本当に楽しいんで、またやりたいですね。
text by 田澤 仁
◆第一興商
◆BARKS オーディションチャンネル
◆<お笑いカラオケイベント in ヨシモト∞ホール>~拡大写真~
会場は東京・渋谷のヨシモト∞ホール。観客は、DAMの名物企画<お宝ランキングバトル>にエントリーして選ばれたカラオケファン100組200名だ。お笑いライヴは初めてという人が多かったようだが、今回のMCを務めるバッドボーイズが登場し、その後フルーツポンチ、もう中学生、5GAP、エハラマサヒロ、あべこうじが迎え入れられると、次々に黄色い歓声が上がった。
イベントの前半はネタ合戦。トップバッターのフルーツポンチは村上のウザさ全開のコント、もう中学生はお馴染の段ボールの巨大紙芝居、5GAPは“ホワイト赤マン”と、それぞれTVでもおなじみのネタを展開。エハラマサヒロは、カラオケでよくある光景をネタにした“DAMあるある”で、楽屋裏の関係者を気にしながらDAMリモコンにツッコミを入れ、得意のモノマネで締めた。最後のあべこうじも漫談スタイル。舞台袖の騒音や客席最前列の子供の反応など、次々にハプニング見舞われながらも、それを即座に笑いに変えていった。
ネタの後は全員が再びステージに登場し、客席からの質問に応える“クジ引きトーク”が行なわれた。“今までの最高のギャラは?”“嫌いな芸人は?”など、ここでは書けないようなきわどい質問も飛び出し、ここでも相当な盛り上がりを見せる。
後半はいよいよ「LIVE DAM」を使ったカラオケの時間。エハラマサヒロチームとあべこうじチームに分かれ、DAMの採点機能を使って対決する“カラオケ紅白歌合戦”だ。
初戦は5GAPが猿岩石の「白い雲のように」、バッドボーイズ清人とフルーツポンチ亘がKinKi Kidsの「硝子の少年」で対戦。歌い終わるとすぐに採点が始まり、5GAPが86点、清人・亘組が82点を獲得した。今回使用した、LIVE DAMが誇る“精密採点DX”では、点数のほかにもビブラート、しゃくり、こぶし、安定感などのグラフや歌い方のアドバイスも表示される。これにはステージ上の芸人たちも、“これはすげぇ!”“こんなことまでわかるの”と驚きの声を上げた。
続いて、もう中学生とフルポン村上の対戦。もう中学生はいきものがかりの「ありがとう」をチョイス、意外にも伸びるハイトーンを披露したものの、サビが終わると普段のトークそのままのたどたどしさを露呈してしまい78点。これに対し、花*花の「さよなら大好きな人」を選んだ村上は、期待通りの出来。のっけからあり得ないほどの外しっぷりに、ステージ上の全員が一斉にずっこけて椅子から転げ落ちる。音程が合っているところがほとんどなかった村上だが、それでも64点をゲットした。
3回戦は、DAMのランキングバトル上位入賞者から選ばれた一般参加者の対戦だ。今回は女性同士の対戦で、あべチームが牧野綾子さんによる高橋真梨子「はがゆい唇」、エハラチームが大内あゆみさんによる広瀬香美「ゲレンデがとけるほど恋したい」を選択。ともにかなりの歌唱力を要求されるナンバーだったが、さすがに上位入賞者。二人とも本当にウマい。余裕ある歌いっぷりで、ともに90点台を叩き出した。
最後はあべこうじがシャ乱Q「シングルベッド」で無難に84点を獲得。対するエハラマサヒロは一青窈の「ハナミズキ」。かなり高レベルな歌いっぷりで86点。最終結果は339対322であべチームの勝利となった。これでカラオケパーティーは終了。爆笑の連続だった約2時間、みんなが本当にカラオケを楽しんでいることが伝わってくるイベントだった。
イベント終了後、エハラマサヒロとあべこうじにインタビューを敢行。最新機種での楽しみ方から、自らも音痴だったというあべこうじの上達の秘訣まで、カラオケにまつわる話を訊くことができた。
――カラオケは誰とどんなときに?あべこうじ(以下、あべ):僕はもういつでも。一人カラオケもよく行きますし。
エハラマサヒロ(以下、エハラ):僕も一人でも行きますし、モノマネ芸人さんと一緒に行って新しい歌を教え合ったりもします。
――この人はうまいな、と思った芸人さんは?
あべ:先輩方みんなうまいよねぇ。雨上がり決死隊の宮迫さんとか次長課長の河本さんとかすごい。
エハラ:めちゃめちゃウマいすね、宮迫さんなんかとくに。あとJOYね。
あべ:ああJOYうまいね。じゃあJOYに似たところでユージは?
エハラ:ユージさんは…普通っす。平均ちょい上くらい(笑)。
――逆に、この人の歌はちょっと、っていう人は?
あべ:そこまで下手ってのはあまりいないですねぇ。やっぱりフルポン村上は特別(笑)。
――カラオケに自信がない人にコツを教えるとしたら?
エハラ:たとえば村上とかだったら、ハジケるような曲でテンションで持って行けばなんとかなるかも。シャウト系の歌でわーっと行けば誤魔化せるんじゃないかな。
あべ:僕だってずっと音痴だったんですよ。でもどうしても歌いたい歌があって、一生懸命聴いてたら音が取れるようになった。よく聴いて練習すれば。あ、でも村上は救いようがないと思うけど(笑)。
――カラオケの最新機能も使う?
あべ:採点機能を使って罰ゲームをやったりすると盛り上がりますね。
エハラ:すごいのが、“ケータイMYカラオケ”といって、自分の歌を録音して携帯に送る機能があるんです。それでふざけた歌を着メロにして他人に送るっていうボケを(笑)。あと“完唱!歌いきりまショー!!”という機能で、下手だったら強制的に演奏が途中で切られるってのも面白いですね。
――次にこんなイベントがあったらどんな曲に挑戦したい?
あべ:僕は今日はしっとりと歌ったんで、次はもうすこしアップテンポでポップな、みんなが楽しくなるような曲で行きたいと思います。
エハラ:僕はモノマネでやろうかな。そのほうが声も安定したりするし。こういうイベントは本当に楽しいんで、またやりたいですね。
text by 田澤 仁
◆第一興商
◆BARKS オーディションチャンネル
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