age嬢のカリスマ・“さくりな”ことRinaの病み歌がついにCDリリース

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今、若い女性たちから密かに支持されている、あるカテゴリーの楽曲がある。それが“病み歌”。大半は恋愛に病んだ気持ちを歌った楽曲で、自分の気持ちと重ね合わせて共感できるというのが支持される理由だ。中高生の間では「私はこんな気持ちで病んでます。」と対外的にアピールするためのコミュニケーションツールとして、病み歌を着うた(R)やメロディーコールに設定する、というのも定着してきた。

◆Rina(桜井莉菜) のアーティスト画像

そんな中、桜井莉菜(さくりな)ことRinaの「Gray Zone」のCDがついにリリースとなった。この楽曲は、age嬢や若い娘を中心にカリスマ的な人気を誇る雑誌モデル・さくりなが、アーティスト・Rinaとして自ら作詞を手掛けており「自分は本命の彼女なのか?他に誰かいるのか?」など、自身の経験を元にした白黒ハッキリしない文字通り「グレー」な関係を生々しく歌っている。

この楽曲は当初、着うたフル(R)などの配信限定を計画していたが、カラオケ最大手のDAMがイチ押しプッシュする「D-PUSH!」に大抜擢。さくりなとしての高い認知度もあり、全国のカラオケ店で中高生を中心にヒットし、CD化となった。

歌詞の内容は、<関係は正しいの?苦しいよ この想い伝わらなくて曖昧な時間だけ過ぎていく…><今どこで誰といて何をしているのかさえわからないまま、平気よと自分に言い聞かせてた…><その言葉ウソだって気づかせないで、真実を知るコトがこんなに恐いの 少しくらいはキズつく覚悟は出来ているから…そばにいて。>等々、非常に重く暗い、恋愛に病んだ女性の叫びを歌った内容となっているが、これが逆に、恋愛を綺麗事でまとめない現実的な恋愛感覚として、恋に苦しむ女性の共感を呼んだ。もちろん雑誌『小悪魔ageha』誌上で特集が組まれるほどの、さくりなのリアルな恋愛体験を元にしたものだ、というのもあるだろう。

なお、Rinaの病み歌「Gray Zone」の初回盤(数量限定)にはフォトブック(写真集)が付録されており、彼女の、もはや美のアートワークとも言うべきヴィジュアルを楽しむこともできる。自分自身で完全プロデュースした衣装、ヘアメイク、ネイル等、こだわりぬいたアーティスト=Rinaの世界観は、雑誌「小悪魔ageha」で見せる「モデル=さくりな(桜井莉菜)」とは違った、ダークでロックな作品に仕上がっている。

まもなく恋人たちには待ちきれないロマンティックで甘いムードたっぷりのクリスマス。しかし、世間にはそんな幸せな恋愛をしている人ばかりではない。今、現在、切なく悲しい、苦しい恋愛をしている人は、街を彩るきらびやかなイルミネーションやクリスマス・キャロルの代わりにRinaの「Gray Zone」に浸ってみてはいかがだろうか。

◆Rina レーベルサイト

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