ブラーのアレックス「いまの仕事はブラーより大変」

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ブラーのリユニオンを終え、現在はもはや本業ともなった農業に専念しているアレックス・ジェームス。バンドでベースを弾くより、そちらのほうが大変だという。

彼はXfmでこう話した。「ベース・プレイヤーは多分、世界で1番楽な仕事だ。俺はいま、1番大変なことをやっている。農業だ。朝早く起きなきゃならない。静かな生活にリタイアしたと思ったのに、いままでで1番忙しいよ。楽しんでいるけどね」

2009年の今頃はブラーの再活動に勤しんでいたアレックスだが、それはすでに過去のことだという。「こんなに早くまた過去のことになるなんて面白いよね。いろんな意味で素晴らしかったよ。ブラーはいつだってそこにあるんだってわかった。プレイしていないときでさえね。俺らの絆が再び強くなった。俺たちには別々の時間が必要で、それからまた元に戻る必要があったんだ」

2009年はブラーだったが、2010年はチーズの年にするそうだ。「この夏、俺はチーズの貯蔵庫にこもって、ものすごく臭くて高級なチーズを作り出すつもりだ」

アレックスはこのほか、『The Independent』紙にて田舎の生活をテーマとしたコラムを掲載中。当面、ミュージック・シーンに戻る予定はないようだ。

Ako Suzuki, London
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