南波志帆、可愛いらしさに潜む限りなき可能性

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南波志帆の『君に届くかな、私』が9月15日にリリースとなった。2008年、15歳だった彼女が元Cymbalsの矢野博康によるプロデュースで『はじめまして、私。』でデビューしてから10ヵ月にして登場した最新セカンドアルバムだ。デビュー作では、15歳ならではの透明感溢れる歌声とその清涼感、やたら可愛らしいのにベタベタしない心地よい清潔感が音から溢れ出し、多くの音楽ファンを魅了したものだった。

◆南波志帆、可愛いらしさに潜む限りなき可能性 ~写真編~

そしてこの『君に届くかな、私』も、その魅力はますますの輝きを増している。前回に続きプロデュースは矢野が務め、参加アーティストも矢野の他、堀込高樹(キリンジ)、コトリンゴ、宮川弾、西寺郷太(ノーナ・リーブス)、奥田健介(ノーナ・リーブス)、土岐麻子、市川和則(羊毛とおはな)と、才能溢れたアーティストがこぞってここに結集、南波志帆をサポートすべく研ぎ澄まされた感性がしのぎを削っているのだ。

◆「クラスメイト」最新PV映像

この名うてのアーティスト達が前作に引き続き参加しているという事実、これは、磁石が鉄をひきつけるように、アーティスト陣が南波志帆の魅力に取り付かれ、再び吸い寄せられているのだという。

本人不在ながら、矢野博康、土岐麻子、コトリンゴの3人で行なわれた南波志帆座談会では、「普段自分の曲ではさすがにこれは歌えないだろうってくらい可愛い歌詞を書きたかった」(コトリンゴ)、「キラキラした笑顔とかすごく少女らしいのに、一瞬見せるアンニュイな表情みたいな、そういうバランスがグッとくる」(土岐)と、南波志帆を絶賛。「やっぱり彼女が世界観を呼んでいる」(矢野)、「下手な演技指導はしないからこそ、音と詞と本人が密接な感じで聴こえるし、サラっとこなせるのは彼女の才能かも」(矢野)と、その資質にも高い評価を下している。

BARKSではデビューアルバム『はじめまして、私。』の全曲試聴、リードトラックだった「ストーリー」のPVも用意されているので、これを機にチェック頂きたい。将来への可能性が末広がりに限りなく広がっている様子が体感できることだろう。

◆『はじめまして、私。』全曲試聴
◆「ストーリー」PV映像

『君に届くかな、私』
2009年9月15日(火)
LRTCD-040 ¥2,415(税込)
◆南波志帆オフィシャルサイト
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