勝野洋・キャシー中島夫妻の娘、七奈美の残した作品がCD作品化

勝野洋・キャシー中島夫妻の長女として生まれた七奈美は、幼少の頃にマイケル・ジャクソンの「Thriller」を観て音楽に目覚め、TLCなどのブラックミュージックをきっかけに、HIP HOP、R&Bにのめり込む。1999年に渋谷・六本木のクラブを中心にライヴ活動を開始すると、2002年にはクラブ系ファッション誌「LUIRE」でモデルデビュー。その後、ユニクロのCMや自身のジュエリー・ブランド「Manna Island」を立ち上げるなど、活動は多岐にわたっていた。
◆七奈美 画像&Manna Factory猪田武 氏、勝野ファミリーからのコメント
今回リリースされる作品に収録されている楽曲は、そんな七奈美が亡くなる1年前、2008年に音楽のあり方、歌う意味を自分に問い続けた結果、生まれた5曲のオリジナル作品だ。

なお、この『Birth』は、残されたご主人(猪田 武 氏)や家族が、がん撲滅の為の研究に役立てようということで設立した「マナ・ファクトリー」の活動の一環として発売。また、七奈美が生前に武氏に話していた、「“がん”で苦しんでいる方やその家族の方々に、勇気や希望が湧くように私の歌や踊りを役立てられないかなぁ。」という言葉と遺志を受け継ぎ、年に一度、7月7日の七夕(そして彼女の命日)に、CDの収益の一部を「財団法人 がん研究振興財団」に寄付するという。
◆アップフロントワークス