マイケル・ジャクソン、幻のレア音源発掘、日本で初CD化決定

原曲「アイル・ビー・ゼア」は1970年ジャクソン5時代に制作されたものだが、2008年アメリカの生命保険会社ステート・ファーム保険がCM曲に使いたいと提案したところ、マイケルはアコースティック・ヴァージョンに編曲したものを提供していたという。今春に完成されたばかりであったが未だパッケージ化されていなかったもので、日本においてこの音源が初めてCD化されることとなった。
この「アイル・ビー・ゼア(アコースティック・ヴァージョン)」は、日本独自の追悼アルバム『ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン+1』に収録され、7月29日にCD発売される。着うた(R)・着うたフル(R)はともに7月10日から国内で配信がスタート。「アイル・ビー・ゼア」はマイケルの追悼式でマライア・キャリーが歌ったことでも記憶に新しい。
新たにリリースされる追悼アルバム『ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン+1』は、22曲目に当レア音源が追加されたベストアルバムで、元となるのは2006年1月25日にリリースされていた『ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン』(文末参照)である。このベストに当1曲を追加して価格も抑えつつ新たなジャケット写真で再発されるものと考えれば分かりやすいだろう。ジャクソン5時代の彼らの名曲がぎっしり、マストな作品である。

2009年7月29日発売
UICY-1448 特別価格 \1890(税込)
※ジャクソン5~ソロ活動を通じての代表曲を揃えたモータウン時代の定盤ベストに、名曲「アイル・ビー・ゼア」のアコースティック・ヴァージョン(世界初CD化)を追加収録
※「帰ってほしいの」「A B C」「アイル・ビー・ゼア」(オリジナル・ヴァージョン&アコースティック・ヴァージョン)「さよならは言わないで」「ガット・トゥ・ビー・ゼア」「エイント・ノー・サンシャイン」「ベンのテーマ」他、永遠の名曲ばかり全22曲収録
※従来盤よりアートワークを新装(前面クルミタスキ仕様)、新規解説、歌詞の対訳を追加掲載
1. 帰ってほしいの
2. A B C
3. 小さな経験
4. アイル・ビー・ゼア
5. ママの真珠
6. さよならは言わないで
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▲既発の『ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン』 UICY-6022 \1980(税込) 2006年1月25日発売 全21曲収録 |
8. ロッキン・ロビン
9. エイント・ノー・サンシャイン
10. 窓辺のデート
11. ベンのテーマ
12. ドクター・マイ・アイズ
13. ハレルヤ・デイ
14. スカイライター
15. ハッピー
16. ウィア・オールモスト・ゼア
17. 想い出の一日
18. ガール・ユアー・ソー・トゥゲザー
19. フェアウェル・マイ・サマー・ラヴ
20. 帰ってほしいの('88PWLリミックス)
21. イッツ・ユア・シング('95ハウス・リミックス)
22. アイル・ビー・ゼア(アコースティック・ヴァージョン)※世界初CD化
Track 1-6,10,12-14,20-22:ジャクソン5
Track 7-9, 11, 15-19:マイケル・ジャクソン
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