ジョン・レノンの前妻と息子ジュリアンがレノン展示会を

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ジョン・レノンの最初の妻シンシアとその息子ジュリアンが、リバプールのビートルズ博物館にて写真や手紙、個人的な思い出の品を集めた展示会<White Feather: The Spirit Of Lennon>をスタートした。

展示品の中には、レノンから小学生のジュリアンに贈られたギター、シンシアとレノンが別離した際にポール・マッカートニーがジュリアンのために書いた「Hey Jude」(オリジナルは「Hey Jules」)の手書きの歌詞などが含まれているという。

展示会を開くことを決めた経緯をシンシアは、BBCにこう話している。「ジョンが亡くなったとき、ジュリアンは思い出の品という意味では何も受け取っていなかった。すべて、オークションにかけられてしまったの。ジュリアンはわたし達の人生にとって重要な意味をなすそれらの品を取り戻すため、大金をはたいたわ。ずっと銀行の金庫に保存されていたんだけど、それじゃあヒドイ、みんなに見てもらうべきだって思ったの」

「ポストカードや写真など、とても家族的な展示会になっている。アメリカへ渡る前のジョンの人生を物語っている」

レノンの2番目の妻、ヨーコ・オノが最近、レノンが殺害されたときに着用していた血まみれの衣服を展示し始めたが、シンシアはそのことに関し理解できないと話している。「血まみれのメガネや服がある展示会なんてわたしとは関係ない。不快だと思うわ。だから、わたしが言えるのは理解できないってことだけね」

シンシアは1958年、リバプールのアート・カレッジでレノンと出会い、1962年に結婚。レノンがヨーコ・オノに出会った2年後の1968年に離婚した。

Ako Suzuki, London
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