6月17日は“アナログ、い~な”の日?「アナロ熊のうた」が着うたに
…で、“アナロ熊”ってなんだよ、という人のために説明すると、“アナロ熊”は地デジ化を推進する民放連のイメージキャラクター“地デジカ”に対抗し、2ちゃんねるのスレッドで考案されたアナログ放送支援のキャラクター。
誕生のきっかけは、“地デジカ”が無断で美少女や萌え系イラストに二次創作されていることについて、民間放送連盟が「断固として許さない」とコメントしたことで、2ちゃんねるに立ったスレッドにアスキーアートの“アナロ熊”が出没を始めた。
そして、アナロ熊がネット界隈で話題になり始めてからわずか6時間ほどで、九州山岳地方に隠密生息する謎のクリエーター“koushirou”なる人物が「アナロ熊のうた」をニコニコ動画に投稿。昭和歌謡風味でテンポの良いメロディと、アナログ放送の特徴をうまく織り込んだ歌詞で視聴者の心を捉え、他のネットユーザーたちによって、「PV」をはじめ、「リミックス」「メタルバージョン」「音頭・バージョン」などの派生動画が次々と作成された。現在「アナロ熊のうた」関連動画の総閲覧回数は130万を突破している。
作者不明のアスキーアートによる“アナロ熊”はネット上で増殖し、アニメ、CG、さらには実写動画まで飛び出す始末。2011年7月までの期間限定スーパーキャラクターとして、ネット上で猛威を振るっている。
その“アナロ熊”がメジャー音楽シーンにまさかの殴りこみをかけ、6月17日(“アナログい~な”の日)より「アナロ熊のうた」の着うた(R)が配信されることになった。さらに今回、ネットでは未公開の幻の音源「アナロ熊のうた ロングバージョン」も着うたフル(R)として配信される。i-Tunesでは、オリジナルとロングバージョンの両方が楽しめる。
まさにネットからの刺客とも言える無冠のキャラクター“アナロ熊”が、八木・宇田アンテナ以外の冠が付く日は来るのか、来ないのか? “アナロ熊”にしてみれば、「そんな餌で俺様が釣られクマーー!」と言ったところか。
◆ビクターエンタテインメント アナロ熊公式サイト