レディオヘッド「グラミーのスゴさがわからない」

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週末、グラミー賞の授賞式に出席しパフォーマンスしたレディオヘッド。彼らはここで「オルタナティヴ・アルバム」「最優秀ボックス/スペシャル限定エディション・パッケージ」(どちらも最新作『In Rainbows』による)の2部門を受賞したが、メンバーはいまひとつ同アワーズのすごさをわかっていないそうだ。

ギタリストのジョニー・グリーンウッドは、授賞式に先駆け、AP通信にこう冗談を飛ばしている。「混乱してる。だって『The Simpsons』を見てると、彼らいつもグラミーに対して失礼だろ。どれくらい重要なものなのか、理解するのは難しいよ!」

また、授賞式でのパフォーマンスがバンドの知名度をさらに高めることになるかとの質問にはこう答えた。「僕らにとっては大きな矛盾だよ。俺たちある意味、野心的だけど、それほど野心的ってわけじゃない。ビッグになりたい、1番になりたいって言うバンドがいるよね。俺らそうで、そうじゃない。そうじゃないけど、ほかのバンドが上手くやってるの見ると、“俺らもああいうのやるべきだ、ちょっとああいうのやってみよう”ってなるんだ(笑)」

レディオヘッドは授賞式で、南カリフォルニア大学のマーチ・バンドと共演、「15 Step」をパフォーマンスした。

Ako Suzuki, London
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