Utada、米国ではマドンナやビヨンセと同列に語られるべき存在

1月22日(日本時間)米国のIsland Def Jamから発表されたプレス・リリースによれば、「ComeBack To Me」は、多数のヒットを生んだチーム、スターゲイトのプロデュースによるソウルフルでエネルギーに満ちたバラード。2月9日にポップ系ラジオ局にてオンエア解禁され、iTunesを通じて購入可能となる。
また、そのプレス・リリースには今作とUtadaについて、次のように記されている。
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このきらめきに包まれたミッドテンポのヒット候補曲は、26歳になるシンガーのパワフルでハスキーかつ甘いヴォーカルと、天性の情熱を披露しており、彼女がマドンナやビヨンセやリアーナやマライア・キャリーといった大物女性アーティストたちと同列に語られるべき存在であることに、疑いの余地はない。
間もなく発売されるアルバムには、トップ・プロデューサーのスターゲイト、トリッキー・ステュワート(ブリトニー・スピアーズ、マドンナ、マライア・キャリー)を迎えてレコーディングした、全10曲の書き下ろし曲が収録される。
このアルバムのレコーディングは、ニューヨーク、アトランタ、東京で行なわれ、アルバム制作についてUtadaは次のように語っている。
「私は多面性を備えた音楽が好き。歌詞の内容をあまり掘り下げたりせずに、ただ踊りたいという時もある。その一方で、歌詞を気に入ったら、ピカード艦長やウィノナ・ライダーへのリファレンスに気付いてもらえるかもしれない。キャッチーな曲にするためには、どちらも私にとっては同等に重要。つまり、ラジオで耳にした時に突出して聴こえて、同時にそういう深みもあるということ」。
そしてプロデューサーのスターゲイトも次のように言葉を続けている。「Utadaとの作業は素晴らしかったよ。彼女は全身に自信と風格を漂わせ、信じ難い歌声を備えて現れ、我々は本当に圧倒されてしまった」。
マンハッタンで生まれ育ち、コロンビア大学で学んだ宇多田ヒカルは、敏腕のミュージシャン兼プロデューサーの宇多田照實を父に、演歌歌手の藤圭子を母に持っていることから、日本と彼女の間には強い絆があった。このような音楽的に豊かな家族と共にUtadaはニューヨークと東京を往復して生活し、レコーディング・スタジオは文字通り彼女の第二の家となった。11歳の時に初めて自作の曲をレコーディング。中学を卒業する頃には、このバイリンガルのシンガーは大手レーベルのEMIと契約を果たし、初の日本語アルバムを発表した。以来、過去10年間に日本で数々のアルバムとシングルをリリースし、合計5,200万枚の売り上げを記録して、この若きスターは日本の音楽史上最大の成功を収めると同時に、最も高い評価を受けるに至っている。
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なお、シングル「Come Back To Me」のリリースは、日本では2月18日に着うた(R)が配信される予定。
◆Utadaマイスペース
◆Utadaアイランドレコード・オフィシャルサイト
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